1350形

1352×5  神鉄の冷房化は,1973年から3000系を増備することによって進められたが,1000系列の冷房改造のモデルとなるべく, 1150形の車体に1300形の足周りで冷房車として新製されたのが1350形である。 1979年から1987年まで6組12両が新造された。 特徴は・・・

写真は1352×2を先頭にした5両編成

 中間車1320形を挟んで4両固定で運用されていた車両,最初から増結車として運用されている車両,1076とほとんど固定で3両編成として運用されている車両など, 車両によって生立ちはさまざま。しかし,3両編成を組んでいる1組以外は最終的には2両編成に戻り,連解仕様で5両編成の先頭に立つことが多くなった。

 その後,粟生線で全線4連直通運転の準備が始まると4連運用が増加するとともに5連運用が減少し, さらに全線ワンマン運転化に備えて,一部1370形または1300形とも組み合わせて順次4連固定編成化された。

1350形車歴表 (←新開地−−−−−−有馬・三田・粟生→)
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cM2-M1c 竣工塗装裾ライン塗装変更4連固定・ワンマン対応塗装再変更変則塗装 備考
+1352-1351- 1979年7月-1990年10月2003年7月に+1372-1371*と・2015年4月に+1362-1361+と2007年7月- 2001年8月に+1074+と固定編成化。2002年1月に3連ワンマン運転対応化。
-1354-1353+ 1982年10月新造時から1990年12月2004年6月に+1356-1355+と2008年7月-
+1356-1355- 1982年10月新造時から1990年12月2004年6月に+1354-1353*と2008年7月- 2000年6月連解装備撤去密着自動連結器化
-1358-1357+ 1984年9月新造時から1989年10月2004年3月に+1360-1359*と2008年10月2006年3月 4連固定前は1076と3連を組み,1360×2と5連になることがほとんど。
+1360-1359- 1984年9月新造時から1989年10月2004年3月に*1358-1357+と2008年10月- 4連固定前も1358×3と組むことがほとんど。
-1362-1361+ 1987年4月-新造時から2004年10月に+1310-1309+と・2015年4月に+1352-1351+と2005年3月- 4連固定前は1154×3と組むことが多かった。
* : 連解仕様(電気連結器付密着連結器)
+ : 密着自動連結器
- : 密着自動連結器または半永久連結器
1350形各車両の生立ち (←新開地−−−−−−有馬・三田・粟生→)
編成 期間 備考

+1352-1351+ 1979年 7月〜1979年 9月 1050形など他の非冷房車と組んで3両編成などで運用
+1352-1325-1326-1351+ 1979年 9月〜1997年 4月 冷房付新造車1320形を中間に組んで4両固定編成で運用
+1352-1351* 1997年 4月〜2001年 7月 増結用連解仕様に改造されて5両編成増結などで運用
+1352-1351-1074+ 2001年 8月〜2003年7月 1351の運転台一部機器撤去・半永久密着連結器化
後にワンマン運転対応改造
+1352-1351-1372-1371+ 2003年 7月〜2015年 3月 +1372-1371*と固定編成化・4連ワンマン運転対応
+1352-1351-1362-1361+ 2015年 4月〜 -1372-1371+との編成解除・-1362-1361+と固定編成化

+1356-1355+1354-1353+ 1982年10月〜1991年 5月 2+2=4両編成で運用 ほとんど固定編成状態
+1354-1321-1322-1353+ 1991年 6月〜1996年10月 冷房改造した1320形を中間に組んで4両固定編成で運用
+1356-1323-1324-1355+ 1991年 8月〜1996年 6月
+1354-1353* 1996年10月〜2004年 3月 増結用連解仕様に改造されて5両編成増結などで運用
5連運用減少後は他の1350形・1370形と4連を組む
+1356-1355* 1996年 6月〜2000年 6月
+1356-1355+ 2000年 6月〜2004年 3月 連解装備が撤去され,他の1350形・1370形と4連を組む
+1356-1355-1354-1353+ 2004年 6月〜 4連固定化・ワンマン運転対応

+1360-1359*1358-1357+1076* 1984年 9月〜2000年 6月 1076を連結して2+3=5両編成で運用
後に1076を冷房改造・連解仕様から一般仕様に改造
+1360-1359*1358-1357+ 2000年 6月〜2001年 3月 1076を解放,中間の運転台が連解仕様非貫通のままで4連運用
+1360-1359*1358-1357+1076* 2001年 3月〜2001年 6月 再び1076を連結して2+3=5両編成で運用
+1360-1359*1358-1357+ 2001年 6月〜2004年 1月 再び1076を解放,中間の運転台が連解仕様非貫通のままで4連運用
+1360-1359-1358-1357+ 2004年 3月〜 4連固定化・ワンマン運転対応

+1362-1361+ 1987年 4月〜2004年 9月 後に連解仕様に改造
ほとんど1154×3とペアを組んでいた
+1310-1309-1362-1361+ 2004年10月〜2015年 3月 4連固定化・ワンマン運転対応
+1352-1351-1362-1361+ 2015年 4月〜 +1310-1309-との編成解除・+1352-1351-と4連固定化
4両固定編成 旧塗色 時代の1352×4 ↑4両固定編成 旧塗色 時代の1352×4
4両固定編成時代の1354×4 ↑4両固定編成時代の1354×4
1999/06/27新設,2015/04/13最終更新

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