鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
2009年春の阪神なんば線開業に伴う近鉄との相互直通運転に備えた試運転と乗務員訓練のため近鉄に陸送されていた阪神9000系9201Fで, 近鉄奈良線における試運転が開始されました。
2008年6月4日,いよいよ6000系の営業運転が始まりました。
営業運転開始にあたっては,出発式を行い,鈴蘭台〜新開地で1往復の臨時列車を仕立てるという, 神鉄の6000系に対する意気込みが感じられます。
11時27分頃に鈴蘭台駅2番線に6002Fが入線,出発式として1番列車担当運転士への花束贈呈とテープカットが行われたようです。
そして,いよいよホーンの音も高らかに, 「6000系デビュー!!」の特製ヘッドマークを掲げた6002Fが鈴蘭台を出発, 新開地へ向かいました。
この臨時列車は普通列車として運転,ダイヤは,鈴蘭台11:33発→新開地11:47着・11:52発→鈴蘭台12:05でした。
新開地まで往復して鈴蘭台4番線に到着後,そのまま鈴蘭台発12時14分の粟生行きから定期列車の運用に入りました。
+6002- | -6101- | -6102- | -6001+ |
5月下旬になると6000系車両のお披露目も始まり,2008年5月26日と27日には報道関係と各種鉄道関係団体の試乗会, そして6月1日には一般公募のうえ抽選で当選した方々の試乗会が行われました。
運転区間はいずれも道場南口〜谷上の往復で,三田線で走る6000系の姿が見られるようになりました。
試乗前には道場南口の車庫で撮影・見学会も行われました。 始めは車両の撮影をしやすいように車両周りに人が立ち入らないようにし,その後で車両周囲も開放して見学という,関係者の心遣いが見られました。 LEDの表示は 特快速 新開地 。 ヘッドライト点灯のサービスも・・・
そして,ここで車両に乗り込んで本線へ・・・
6月1日には午前と午後にそれぞれ1往復, LEDの種別表示は赤地に白文字で「試運転」,行先は無表示でした。