1973年に登場した3000系は,一時増備が中断したが1991年4月まで9編成が新造された。特徴は・・・
外観はアルミの地肌にクリアラッカー仕上げで,一段下降窓のすっきりした窓周りと裾をオレンジ色とした ウルトラマンスタイル。 内装も明るい木目調の化粧板で落ち着きがあるもの。 定速運転はノッチの位置に応じた速度を維持する機能。 長期間にわたる増備のため,登場時期によって仕様が変更されている。
1000系列の塗装変更と同様に3000系でも塗装が変更されている。 5000系の大量増備でやや脇役的な存在となりながらもまだまだ活躍中!
2001年6月のダイヤ改正前に4ノッチ改造が施され,2001年6月から有馬・三田線の一部区間で80km/h運転が開始された。
2002年からは3000系のワンマン運転対応改造が始められた。改造内容は・・・
あわせて,扉限定開機能,車両間転落防止幌,車椅子スペースなども設置されている。
また,3006号車は前面のベース色がホワイトに塗られた。
2014年3月31日付で3002F,2018年2月1日付で3004Fが廃車となっている。
←自動放送表示器など 非常通報表示器(上)→ ハンドセット(下)→ ↓マスコンハンドル変更
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←扉の上に戸閉センサ 車両間転落防止幌→ ↓客室非常通報装置など
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竣工 | タイプ | 塗装変更 | ワンマン対応 | 廃車 | ||||
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+3002-3101-3102-3001+ | 1973年 9月 | 1次タイプ | 1992年 3月 | 2003年 1月 | 2014年 3月 | ||||
+3004-3103-3104-3003+ | 1974年 7月 | 1992年 2月 | 2002年 7月 | 2018年 2月 | |||||
+3006-3105-3106-3005+ | 1975年10月 | 1992年 9月 | 2002年 9月 | - | |||||
+3008-3107-3108-3007+ | 1978年11月 | 2次タイプ | 1986年12月 | 2002年10月 | - | ||||
+3010-3109-3110-3009+ | 1979年 8月 | 1991年11月 | 2003年 2月 | - | |||||
+3012-3111-3112-3011+ | 1981年 3月 | 1992年 1月 | 2003年 4月 | - | |||||
+3014-3113-3114-3013+ | 1989年 3月 | 3次タイプ | 新造時 | 2003年10月 | - | ||||
+3016-3115-3116-3015+ | 1990年10月 | 4次タイプ | 新造時 | 2003年 7月 | - | ||||
+3018-3117-3118-3017+ | 1991年 4月 | 新造時 | 2003年12月 | - |
長期にわたる増備のため,時期によって仕様が異なる。 (ここでは便宜的に,1次タイプ・2次タイプ・3次タイプ・4次タイプとよぶことにする。)
1次タイプ | 2次タイプ | 3次タイプ | 4次タイプ |
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前面 | |||
尾灯兼標識灯が 出っ張っている |
尾灯兼標識灯の周りが 窪んでいる |
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種別・行先の表示幕が小型で角が丸い | 種別・行先の表示幕が縦に若干長くなり,やや角張った感じ | ||
運転台 | |||
マスコンハンドルが小型のT字型→ワンマン対応でL字型に |
マスコンハンドルがL字型 |
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客室内 | |||
床がグレー | 床が茶色 | ||
座席端がパイプのみ | 座席端に仕切りあり | ||
当初は冷風吹き出しが部分的スリット→ →リターン口兼点検蓋が分割形から一体型に順次改造 |
冷風吹き出しはラインフローファン |
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クーラー | |||
8500kcal/h×4台 |
10500kcal/h×3台 |
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側面表示幕 | |||
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ひとつの窓の中で種別と行先の2枚の幕に分かれていた。 順次1枚の幕に改造し,2000年11月に改造完了。 |
種別と行先が ふたつの窓に分かれている |
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Kマーク | |||
乗務員室扉と第1客室扉の間にKマークなし | |||
台車 | |||