樽見鉄道

2005年冬・雪景色

 樽見鉄道貨物列車最後の冬は全国的に雪が多い年で,大垣あたりでもかなりの積雪があり, 樽見鉄道でも神海〜樽見で除雪が追いつかず,12月下旬から1月上旬にかけて運休となっていたようです。

 12月20日(火)は数日前に積もった雪で真っ白な世界にきれいに晴れ渡った絶好の撮影日和。 今回も十九条駅の少し北で撮影。 この日の552列車はセメントタキ15両をTDE102+TDE113の重連が牽く堂々たる編成。 文句なしのシチュエーションに文句なしの編成でした。

TDE102+TDE113+セメントタキ
樽見鉄道セメント輸送列車

 この後は東大垣まで乗車し,横屋との間にある揖斐川土手へ。ここは樽見鉄道とJR東海道線の橋梁が至近距離で渡っているところ。 ここでJR貨物5973レと樽見鉄道下り貨物551レを撮ることにします。

 JR貨物5973レは,稲沢から本巣の住友大阪セメント岐阜工場行の返空セメントタキを大垣まで担当し,大垣から樽見鉄道551レがタキを引き継ぎます。 逆に5973レを担当したカマ(EF66)は樽見鉄道552レからのセメント積載のタキを引き継いで折り返し稲沢まで5974レとなります。 大垣で樽見鉄道とJR貨物の荷を交換する形です。

EF66+セメントタキ
JR貨物セメント輸送列車

 この日は下りもタキ16両と撮り応えのある編成。 この後も新鶴見区のEF65が牽くホキ貨物など,成果の多い1日でした。

TDE113+TDE102+セメントタキ
樽見鉄道セメント輸送列車

2006/03/22 新設
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