鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
阪急電鉄では毎冬年末年始の期間中,一部の編成に「初詣」と「西国七福神めぐり」のヘッドマークが掲出されています。
2021年正月は干支の丑(うし)にちなんで,牛の土鈴に松・竹・梅をあしらったデザインの「初詣」ヘッドマークが, 2020年12月26日から2021年1月7日頃まで各線4編成ずつの計12編成に掲出されました。 (写真は神戸線7019×8R)
新型コロナウィルス感染拡大のためか,このシーズンの阪急電鉄公式サイト「レールファン阪急」での発表はありません。
2021年の正月の「西国七福神めぐり」ヘッドマークも2017年から同じヘッドマークで,2020年12月26日から2021年1月31日まで, 宝塚線の4編成,神戸線と京都線の各2編成に掲出されました。 (写真は神戸線8008×8R)
阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場で12月に行われる二つのGIレースをPRするヘッドマークが,2016年から掲出されるようになりました。
2016年は約2週間,今津(北)線を走る6連2編成の宝塚方に阪神ジュベナイルフィリーズ,西宮北口方に朝日杯フューチュリティステークスのヘッドマークが掲出されていましたが, 2017年からはレースごとに掲出期間を分け,それぞれレース開催日の約1週間前から編成の前後に同じヘッドマークが掲出されます。
2020年は12月20日に朝日杯フューチュリティステークスのレースが行われましたが,ヘッドマークの掲出はありませんでした。
1989年から毎年12月のクリスマスシーズンに,北条鉄道で「サンタ列車」が走ります。 ツリーやモールなどでクリスマスムードいっぱいに飾り付けられた車両に子供たちがサンタクロースとともに乗り, 北条町〜粟生を1往復する間に車内でイベントを楽しむというものです。
2020年の「サンタ列車」は,新型コロナウィルスの感染拡大防止を鑑みて3密を避ける観点から運行なしとなりました。
阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂の意を込めると共に神戸の街の復興・再生への夢と希望を託して,毎年神戸ルミナリエが開催されています。 その期間中に阪神電鉄・山陽電鉄ではルミナリエ副標を掲出しています。
2020年の神戸ルミナリエは新型コロナの影響で開催されず,代替イベントとして東遊園地で光の聖堂「カッサアルモニカ」などの展示が12月4日から12月13日まで行われましたが, 副標は掲出されませんでした。
阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場で12月に行われる二つのGIレースをPRするヘッドマークが,2016年から掲出されるようになりました。
2016年は約2週間,今津(北)線を走る6連2編成の宝塚方に阪神ジュベナイルフィリーズ,西宮北口方に朝日杯フューチュリティステークスのヘッドマークが掲出されていましたが, 2017年からはレースごとに掲出期間を分け,それぞれレース開催日の約1週間前から編成の前後に同じヘッドマークが掲出されます。
2020年は12月13日に阪神ジュベナイルフィリーズのレースが行われましたが,ヘッドマークの掲出はありませんでした。
粟生線活性化の一環として,2010年からクリスマスシーズンにクリスマス列車を走らせています。 この編成の車内は,粟生線沿線の保育所・幼稚園の子供たちの願い事やメッセージが書かれたポスターが掲出されるとともに窓にクリスマス雰囲気を醸し出す装飾がされ, 両先頭にはサンタクロースなどが描かれたクリスマスヘッドマークが掲出されています。
2020年は12月1日から25日まで, 一般塗色編成2002Fの両先頭にクリスマスヘッドマークを掲出するとともに車掌台に乗務している「しんちゃん」がサンタクロース姿になって,クリスマス装飾列車として走りました。 車内の宙吊りには神鉄沿線の幼稚園・保育園の園児がサンタクロースへの願い事やメッセージを書いたポスター, 側面窓には「しんちゃん&てつくん」とクリスマスをイメージしたデザインシールで装飾されています。
クリスマス装飾列車としては初めて3両編成で運行されました。
この年は新型コロナウイルスの感染拡大のためか,例年行われているクリスマススペシャルのイベント列車は企画されませんでした。