鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
毎年7月24日と25日に大阪で行われる天神祭にあわせて,阪急電鉄では一部の編成に「天神祭」ヘッドマークが掲出されています。
2020年は新型コロナウイルスの影響により,天神祭は陸渡御・船渡御などが取り止めとなり,「天神祭」ヘッドマークは掲出されませんでした。
阪急電鉄では2020年7月16日で神戸線と伊丹線が開通100周年を迎えるのを記念して, 2020年7月10日から9月30日まで,神戸線の2編成と伊丹線の1編成に記念ヘッドマークが掲出されました。
また,神戸線・伊丹線100周年記念familiar×阪急電車コラボ企画として,オリジナルデザインのヘッドマークが 神戸線2編成と伊丹線1編成に2020年7月10日から8月31日まで掲出されました。
神戸線では9000×8Rと1017×8Rに阪急神戸線開通100周年ヘッドマークが掲出されました。
伊丹線では6012×4Rに阪急伊丹線開通100周年ヘッドマークが掲出されました。
familiar×阪急電車コラボ企画として,ファミリアのキャラクターたちが乗った阪急電車が海と山を臨む神戸のまちを走る様子を描いたヘッドマークが2020年7月10日から8月31日まで, 神戸線はヘッドマークに描かれている7021×8Rと8002×8R,伊丹線は6008×4Rに掲出されました。
沿線に多数の海水浴場がある山陽電鉄では,夏の海水浴シーズンならではのヘッドマークを掲出することがあります。
2020年は新型コロナウイルス感染防止のため山陽電鉄沿線の海水浴場が開設されなかったところが多かったからか,山陽電鉄の海水浴ヘッドマークは掲出されませんでした。
北条鉄道では「かぶと虫列車」も毎年夏の恒例行事となっています。 天井に木の枝や葉が飾られて森の中にいるような雰囲気の車両が定期列車の北条町方に増結され, プレゼントされたかぶと虫と一緒に親子で北条町〜粟生を1往復するものです。 車内では子供たちが楽しめる企画があるようです。
2020年は新型コロナウィルスの感染拡大防止を鑑みて3密を避ける観点から,かぶと虫列車の運行は中止となりました。
神戸市営地下鉄では,沿線の幼稚園・保育園の子供たちの願いを記した短冊が窓に飾られた「ひこぼし号」と「おりひめ号」が七夕シーズンに走ります。
2020年は,海岸線は7月8日から,西神・山手・北神線は7月9日から,いずれも8月10日まで,たなばた列車「ひこぼし号」・「おりひめ号」が運行されています。 ヘッドマークのデザインは前年と同じです。
西神・山手・北神線・・「ひこぼし号」6139F,「おりひめ号」6140F
海岸線・・・・・「ひこぼし号」5109F,「おりひめ号」5107F
西神・山手・北神線では,毎年恒例の企画列車としては初めて6000系が抜擢され,当時点で最新の2編成が たなばた列車 となっています。
前年は全編成にラグビーワールドカップ2019神戸開催のPRヘッドマークが掲出されていた海岸線では, たなばた列車のヘッドマークは前面貫通扉の窓に小型ステッカーが貼り付けられていましたが, 2020年は本来のヘッドマークの形態に戻っています。
毎年7月1日から7月31日まで京都で繰り広げられる祇園祭にあわせて,阪急電鉄では一部の編成に「祇園祭」ヘッドマークが掲出されます。
2020年は新型コロナウイルスの影響により,祇園祭の山鉾建て及び巡行はすべて中止となり,「祇園祭」ヘッドマークは掲出されませんでした。