鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
神戸電鉄の公式キャラクター「しんちゃん」・「てつくん」と四季折々の風景を車体に描いたラッピング列車「しんちゃん&てつくんトレイン たのし〜ずん」が 2020年2月24日から運行を始めました。
ラッピングされた編成は5000系5014Fで,4両編成の車両ごとに両側面とも新開地方から春・夏・秋・冬の情景が描かれています。
当初は運行開始前日の2月23日にデビューイベントとして, 谷上駅でHAPPY TRAIN☆ラッピング編成5002Fと並べた展示会と出発式,および谷上〜岡場を1往復する特別列車の運行が企画されていましたが, 新型コロナウイルスの感染症が拡大している状況を受けて中止されてしまいました。
阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場で重賞(GIII)レース阪急杯が2020年は3月1日に開催されるのをPRするため, 2月21日からレース当日の3月1日まで,今津線を走る5000系6連に掲出されました。 (2月21日〜28日:5004×6R・5008×6R/2月29日〜3月1日:5001×6R) (写真は5004×6R)
この年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため無観客でレースが行われましたが, 電話・インターネット投票による発売・払戻は行われ,ヘッドマークもレース当日まで掲出されました。
山陽電鉄沿線には多数の梅見スポットがあり,かつて観梅シーズンに山陽電鉄で「山陽沿線 観梅」ヘッドマークが掲出されていたことがありました。
同ヘッドマークが2020年2月18日から3月12日頃まで,旧標準色復刻ツートンカラー3000系3030F4連に掲出されました。
阪神電鉄では2020年2月21日から公開される映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」とタイアップして,忘れ物防止啓発キャンペーンが実施されました。 その一環として,阪神8000系1編成(8225F)に映画ロゴを配置したヘッドマークを掲出するとともに 車内中吊りをタイアップポスターでジャックして2月4日から3月3日まで運行されました。
毎年3月の第2土曜日と日曜日に三木市吉川町で「山田錦まつり」が開催されます。 これは,吉川の山田錦で醸した各地の銘酒が集められて,試飲,利き酒,即売が行われ,酒造家と農家と消費者を結ぶおまつりです。
2020年は3月14日・15日に山田錦まつりが開催される予定で, 神戸電鉄粟生線活性化協議会では3月15日に山田錦まつり会場に向けて神戸電鉄で貸切の山田錦まつり号と貸切バスを運行する予定でした。
これに先立つ2月はじめから,貸切列車に使用される6004Fミュージアムトレインに「山田錦まつり号」ヘッドマークが掲出されるとともに 先頭部に乗せられている神戸電鉄粟生線マスコットしんちゃんも法被鉢巻姿となっていました。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大により山田錦まつりも開催中止となったことを受けてイベント列車の運行も中止され, 2月24日頃をもって6004Fは通常のミュージアムトレインヘッドマークとしんちゃんに戻りました。