鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
阪急電鉄では毎冬年末年始の期間中,一部の編成に「初詣」と「西国七福神めぐり」のヘッドマークが掲出されています。
2020年正月は干支の子(ねずみ)にちなんで,ねずみの土鈴に松・竹・梅をあしらったデザインの「初詣」ヘッドマークが, 2019年12月26日から2020年1月7日まで各線4編成ずつの計12編成に掲出されています。 (写真は神戸線7010×8R)
2020年の正月の「西国七福神めぐり」ヘッドマークも2017年から同じヘッドマークで,2019年12月26日から2020年1月31日まで, 宝塚線の4編成,神戸線と京都線の各2編成に掲出されています。 (写真は神戸線1016×8R)
兵庫県赤十字血液センターと北神急行電鉄では2019年12月10日から2020年3月31日まで, 献血者が減少しがちな冬季において安全な血液製剤を安定して必要な人に届けるために献血を推進する「つながる献血キャンペーン」を実施し, その一環としてヘッドマークを2019年12月10日から2020年1月10日まで掲出しています。
ヘッドマークには北神急行電鉄公式マスコットキャラクター「北神弓子(きたがみきゅうこ)」のヴァンパイヤ姿が描かれており, 北神急行全編成の西神中央寄り先頭車(7050側)に掲出されています。
谷上寄り先頭車(7150側)には「年末年始の安全輸送総点検」ヘッドマークが掲出されています。
国土交通省による年末年始の輸送等に関する安全総点検実施時期に合わせて, 「年末年始の安全輸送総点検」ヘッドマークが2019年も12月10日から翌年1月10日まで北神急行全編成に掲出されています。
今シーズンも谷上寄り先頭車(7150側)のみにこのヘッドマークが掲出され, 西神中央寄り先頭車(7050側)には「つながる献血キャンペーン」ヘッドマーク掲出されています。
阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場で12月に行われる二つのGIレースをPRするヘッドマークが,2016年から掲出されるようになりました。
2016年は約2週間,今津(北)線を走る6連2編成の宝塚方に阪神ジュベナイルフィリーズ,西宮北口方に朝日杯フューチュリティステークスのヘッドマークが掲出されていましたが, 2017年からはレースごとに掲出期間を分け,それぞれレース開催日の約1週間前から編成の前後に同じヘッドマークが掲出されます。
2019年の朝日杯フューチュリティステークスヘッドマークは12月9日から12月15日まで,今津(北)線を走る6連2編成(5008×6R・5012×6R)の両先頭車に掲出されました。 (写真は5012×6R)
1989年から毎年12月のクリスマスシーズンに,北条鉄道で「サンタ列車」が走ります。 ツリーやモールなどでクリスマスムードいっぱいに飾り付けられた車両に子供たちがサンタクロースとともに乗り, 北条町〜粟生を1往復する間に車内でイベントを楽しむというものです。
2019年は12月7日から24日まで,
平日は,12月9〜13日が1往復(10:40発),12月16〜20・23・24日は2往復(10:40発・11:40発),
土曜は3往復(10:40発・11:40発・12:40発),
日曜は4往復(10:40発・11:40発・12:40発・13:40発)
の定期列車粟生側にサンタ列車専用車両を連結して運行されました。( )内は北条町発時刻
サンタ列車車両の先頭部ヘッドマークは,2017年までと同じサンタクロースを象ったもの, 定期列車車両先頭部にはサンタクロースとトナカイが描かれた円形のものが掲出されたようです。
阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂の意を込めると共に神戸の街の復興・再生への夢と希望を託して,毎年神戸ルミナリエが開催されています。 その期間中に阪神電鉄・山陽電鉄ではルミナリエ副標を掲出しています。
2019年の神戸ルミナリエは12月6日〜15日に開催され, 山陽電鉄の5000系・5030系・6000系,阪神電鉄の8000系・9000系・9300系・1000系・5500系・5700系の全編成にルミナリエ副標が掲出されました。
山陽電鉄では2016年から新形式車両6000系が新造され,同年4月27日から営業運用を開始,以降も増備されており,それに伴い3000系が順次引退しています。
2019年12月に,3050系でリフレッシュされなかったオリジナル鋼製車2編成にLast Run ヘッドマークが掲出されました。
いずれのヘッドマークも掲出されている車両の旧塗装時代の前面のイラストが描かれるとともに車番と運用された期間が記されていますが, 今回は編成ごとに異なるデザインのヘッドマークとなっています。 ヘッドマークの表記から両編成とも2019年12月16日で運用を終えるようです。
2019年12月3日から,3050F(3050-3051-3530-3630)にLast Run ヘッドマークが掲出されています。 この編成は山陽電車で初の冷房車であったことから,特別なデザインのヘッドマークとなっています。
2019年12月4日から,3054F(3054-3055-3532-3632)にLast Run ヘッドマークが掲出されています。 この編成は,同じ年6月に引退した3052Fとほぼ共通のデザインのヘッドマークでした。
これにより,3050系鋼製車としてオリジナルな姿を保った車両は全て引退となりました。
粟生線活性化の一環として,2010年からクリスマスシーズンにクリスマス列車を走らせています。 この編成の車内は,粟生線沿線の保育所・幼稚園の子供たちの願い事やメッセージが書かれたポスターが掲出されるとともに窓にクリスマス雰囲気を醸し出す装飾がされ, 両先頭にはサンタクロースなどが描かれたクリスマスヘッドマークが掲出されています。
2019年は11月30日から12月25日まで,一般塗色編成5020Fの車内と窓が装飾され, 両先頭にクリスマスヘッドマークを掲出するとともに車掌台に乗務している「しんちゃん」がサンタクロース姿になって,クリスマス装飾列車として走りました。
この年はクリスマススペシャル企画として, 12月14日(土)夜に貸切列車,翌12月15日(日)午前に「電車に乗ってハッピークリスマス」イベント列車が,クリスマス装飾列車で運行されました。
阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場で12月に行われる二つのGIレースをPRするヘッドマークが,2016年から掲出されるようになりました。
2016年は約2週間,今津(北)線を走る6連2編成の宝塚方に阪神ジュベナイルフィリーズ,西宮北口方に朝日杯フューチュリティステークスのヘッドマークが掲出されていましたが, 2017年からはレースごとに掲出期間を分け,それぞれレース開催日の約1週間前から編成の前後に同じヘッドマークが掲出されます。
2019年の阪神ジュベナイルフィリーズヘッドマークは11月29日から12月8日まで,今津(北)線を走る6連2編成(5008×6R・5012×6R)の両先頭車に掲出されていました。 (写真は5008F×6R)
阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場が1949年12月3日に開場してから2019年で70周年を迎えるのを記念して, 「阪神競馬場70周年記念ロゴ」のヘッドマークが11月29日から12月8日まで,神戸線を走る8連3編成(9000×8R・8020×8R・1000×8R)の両先頭車に掲出されています。 (写真は8020×8R)