鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
毎年,秋の紅葉シーズンになると「ジョイフル有馬」と銘打って,紅葉のきれいな有馬温泉で様々なイベントが催されます。 そのPRの一環としてキャッチコピー「JOYFUL ARIMA 食浴の秋“有馬”」に合わせたヘッドマークが神戸電鉄の多数の編成に掲出されます。
2019年の「JOYFUL ARIMA 食浴の秋“有馬”」は10月26日から12月8日まで実施されました。
日本で初めて鉄道が開通した10月14日を鉄道の日とし,この時期に各鉄道ではいろいろなイベントが企画されています。
神戸電鉄では2019年のトレインフェスティバルが10月20日に鈴蘭台車庫と見津車庫で開催されました。
鈴蘭台車庫では,復刻塗色1000系列車両メモリアルトレイン2編成が留置線に展示されました。 (復刻塗色スプリンググリーン×グレー1152F・復刻塗色オレンジ×グレー1360F・右端の編成は随時入換)
鈴蘭台車庫からのトレフェス特別列車のみで参加することができる見津車庫での撮影会では4編成が並べられていました。(6004F,6504F,5006F,3008F) 即位礼正殿の儀が翌々日の令和元年10月22日に行われるためか,5006Fには「平成から令和へ」のヘッドマークが掲出されていました。
今回の見津車庫での撮影会では1000系列車両の姿がなく,時代の変化を感じさせられるひと時でした。
そのほか,鈴蘭台車庫において,神鉄車両の鉄道模型運転会,運転シミュレーター,入換車(バッテリーカー)と力くらべ!, 信号の動き体験,ミニトレイン,洗車機通過体験,ビンゴゲームなどが催されるとともに,神戸電鉄に協力するさまざまな団体の屋台村が開かれました。
2019年11月23日・24日に,ご当地グルメでまちおこしの祭典B-1グランプリが明石で開催されるのをPRするヘッドマークが, 山陽5000系6連の2編成に2019年10月4日から開催当日の11月24日までに掲出されています。
金物の町として発展してきた神戸電鉄沿線の兵庫県三木市内で,毎年11月最初の週末に「三木金物まつり」が開催されます。 開催日には会場近くの神戸電鉄各駅と会場を結ぶ無料バスも運行されます。 神戸電鉄でも開催日のいずれか1日が全線乗り放題となる「三木金物まつり1dayチケット」を発売してきました。
2019年に新たな企画として,会場最寄り駅まで親子向け特別列車「しんちゃん&てつくん電車で三木金物まつりへGO!」が運行されました。 車内では親子で楽しめる催しが行われたようです。
2019年の「三木金物まつり」は11月2日・3日に開催, 初日の11月2日に親子向け特別列車「しんちゃん&てつくん電車で三木金物まつりへGO!」が記念ヘッドマークを掲出して谷上(10:03発)から恵比須(11:13着)まで, 特別列車としては珍しく通常塗色の1100形(1109F3連)により運行されました。
なお,ヘッドマークは10月初めから同編成に掲出されて通常運用に就き,PRに一役買っていました。