鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
2018年春の嵐山直通臨時列車は,土曜日と休日は2016年春の臨時ダイヤと運転本数,区間,車両運用は同じです。 なお,2015年秋から京都名所旧跡ラッピング編成「古都」の河原町方6連(8313×6R)が運用されていた「さがの」と, 2016年春から わたせせいぞう氏が描く観光スポットラッピング編成「爽風(kaze)」の神戸方6連(7017×6R)が充当されていた「あたご」は, いずれもラッピングが終了したため,本来のヘッドマークを掲出した通常塗装の車両に戻っています。
3月31日〜4月8日と4月28日〜5月5日の土曜・休日に次の列車が運行されます。
種別 | 発 | 経路 | 着 | 乗降扱い停車駅 | 運行本数 | 愛称HM | 車両 |
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直通特急 | 宝塚 | 今津線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 | 1往復 | とげつ | 7000系6連1編成 |
直通特急 | 高速神戸 | 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 | 1往復 | あたご | 7000系6連1編成(あたご),8300系6連3編成(おぐら2編成,さがの) |
快速特急 | 梅田 | 京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 | 1往復 | さがの | |
快速特急 | 河原町 | 京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 | 嵐山行3本・河原町行7本 | おぐら,さがの,あたご | |
直通特急 | 天下茶屋 | 大阪市交堺筋線〜千里線〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 天下茶屋・日本橋・天神橋筋六丁目・淡路・桂と嵐山線各駅 | 1往復 | ほづ | 8300系6連1編成 |
2018年から平日は運転区間が変更され,2018年は4月2日〜4月6日の平日に次の列車が運行されます。
種別 | 発 | 経路 | 着 | 乗降扱い停車駅 | 運行本数 | 愛称HM | 車両 |
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直通特急 | 西宮北口 | 神戸線〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 西宮北口〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 | 1往復 | あたご | 7000系6連1編成 |
北神急行が谷上〜新神戸で開業したのは1988年4月2日。 2018年に開業30周年を迎えるのを記念したヘッドマークが,同年3月26日から5月末まで,北神急行全編成の西神中央寄り先頭車(7050側)に掲出されています。 (4月13日〜15日は一時取り外し,7054号車と7055号車は5月17日で終了。)
谷上寄り先頭車(7150側)は,3月26日から4月12日までは全編成に「桜」ヘッドマーク, 4月16日から5月末までは,編成により 「北神急行電鉄開業30周年記念電車ケーキ」ヘッドマークまたは「北神急行30周年と神戸電鉄90周年のコラボイラスト」ヘッドマークが掲出されています。
北神急行電鉄で2016年1月14日から2月14日までヘッドマークコンテストが行われ,応募された作品から選ばれた優秀作品をシーズンごとにヘッドマークにして 北神急行車両に掲出しています。
2018年は3月26日から4月12日まで,「桜」をテーマにしたヘッドマークが谷上寄り先頭車(7150側)に掲出されています。 西神中央寄り先頭車(7050側)には「北神急行電鉄開業30周年」ヘッドマークが掲出されています。
コミック「PENAUTS」と阪急電車とのコラボ企画が,2016年10月の第1弾につづく第2弾として2018年3月24日から行われています。 その一環として,スヌーピーとその仲間たちを描いた車内吊りポスターや車外側面ステッカー, そして特製ヘッドマークで装飾した「スヌーピー&フレンズ号」が同日から8月31日まで,神戸・宝塚・京都の各線で1編成ずつ運行されています。 各線ごとに,また編成の前後で異なるデザインヘッドマークが掲出されています。
阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場で開催される大阪杯が2017年からGIレースに昇格し, このレースの開催をPRするヘッドマークがレース開催日の少し前から掲出されるようになりました。
GIレースとして2年目の2018年大阪杯は,3月23日からレース当日の4月1日まで 神戸本線・今津(北)線を走る8連1編成と6連3編成(8008×8R・5004×6R・5012×6R・5102×6R)に掲出されました。 (写真は神戸線8008×8R・今津線5012×6R)
2018年春も阪神甲子園球場で選抜高校野球大会の試合が行われている日に,阪神・山陽直通特急と特急に「センバツ」副標が掲出されました。
阪急電鉄では沿線の活性化や旅客誘致のため,沿線の観光スポットなどを車体の側面にあしらったラッピング列車を走らせています。
京都線では2015年1月17日から,神戸線・宝塚線でも2015年11月1日から,各線沿線の観光スポットのイラストでラッピングした車両が1編成ずつ,2017年11月末まで運行されていました。
2018年3月17日から京都線・宝塚線・神戸線の各線に1編成ずつ,新たなデザインの沿線観光スポットラッピング車両を走らせました。 当初2019年3月31日までの予定と発表されていましたが,2018年11月17日から各線ともデザインをリニューアルし,期間も2019年10月31日までに延長されています。
京都線ではイラストレータ永田萠さんが京都線沿線の四季をあしらったラッピング編成1301×8Rが運用されました。
1・3・6・8両目に京都の観光スポットの四季があしらわれたラッピングが施されています。
京都線観光スポットラッピング「古都」1301×8
神戸線では1002×8Rの1・3・6・8両目にイラストレータ中村佑介さんが神戸線沿線の観光スポットをデザインしたラッピング編成が運用されました。
神戸線観光スポットラッピング「爽風(kaze)」1002×8R
宝塚線では1001×8Rの1・3・6・8両目に漫画家 池田理代子さんが宝塚線沿線の観光スポットをデザインしたラッピング編成が運用されました。
阪急宝塚線観光スポットラッピング「宝夢(YUME)」1001×8R
沿線に桜の名所が多数ある阪急では,毎年桜のシーズンに一部の編成に「さくら」ヘッドマークが掲出されています。
2018年の「さくら」ヘッドマークは久しぶりにデザインが変更され,2018年3月17日〜4月8日に各本線系車両4編成ずつ計12編成に掲出されてました。
粟生線サポーターズくらぶは,利用者の減少が続く神戸電鉄粟生線の活性化を目指して2012年に設立され,さまざまな活動を行っておられます。 そのひとつとして「粟生線サポーターズくらぶの集い」が開催されています。
2018年3月17日の「粟生線サポーターズくらぶの集い」は鈴蘭台車庫において開催され, 2017年度末で引退する1122Fの車内でくらぶの集いなどが行われたようです。 その後,同くらぶの貸切列車として1122Fがヘッドマークを掲出して鈴蘭台〜志染を1往復しました。
2018年3月17日にJRグループでダイヤ変更が行われた。
全国的には,トピック的な変更はなかった。
JR西日本での主要な変更点(おもに京阪神近郊)は・・・
2025年に大阪・関西で国際博覧会(万博)の開催を目指して誘致活動を盛り上げるため, 阪急電鉄でも2018年3月5日から11月まで,神戸・宝塚・京都の各線に5本ずつ合計15編成に「OSAKA-KANSAI/JAPAN EXPO2025」ヘッドマーク・車側ステッカーが掲出されています。 (写真は神戸線7010×8R)