鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
2018年2月27日の深夜(2月28日未明),新造された6508号車がトレーラーにより川重兵庫工場から粟生線市場駅の搬出入作業場まで陸送されました。 2月28日に搬入作業が行われ,営業運行終了後の深夜,1376F4連により鈴蘭台車庫まで牽引されたそうです。
残りの6604号車と6507号車は上記の1日遅れの日に陸送・搬入・回送されました。
毎年3月の第2土曜日と日曜日に三木市吉川町で「山田錦まつり」が開催されます。 これは,吉川の山田錦で醸した各地の銘酒が集められて,試飲,利き酒,即売が行われ,酒造家と農家と消費者を結ぶおまつりです。
2018年は3月10日・11日に山田錦まつりが開催されましたが, 神戸電鉄粟生線活性化協議会では,初日に山田錦まつり会場に向けて神戸電鉄で貸切の山田錦まつり号と貸切バスを運行しました。
貸切列車「山田錦まつり号」は,谷上駅に集合した事前申し込みの参加者を乗せ,鈴蘭台駅を経由して貸切バスに乗り継ぐ粟生線恵比須駅まで運行されました。 (車両は三木駅まで回送して折り返し鈴蘭台へ回送入庫。) ミュージアムトレイン6004Fの車内をお座敷仕様に模様替えし,酒米山田錦で造られた銘酒を飲みながら三木市出身アーティストによる生演奏を楽しみ, まつり会場に向かうというもののようです。
これに先立つ2月17日から,貸切列車に使用される6004Fミュージアムトレインに「山田錦まつり号」ヘッドマークが掲出されました。
阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場で重賞(GIII)レース阪急杯が2018年は2月25日に開催されるのをPRするため, 2月16日からレース当日の2月25日まで,今津線を走る2編成(5002×6R・5004×6R)にヘッドマークが掲出されています。 (写真は5002×6R)
山陽電鉄では2016年から新形式車両6000系が新造され,同年4月27日から営業運用を開始,以降も増備されており,それに伴い3000系が順次引退しています。
2018年2月14日から,3204F(3204-3205-3622)にLast Run ヘッドマークが掲出されました。
両先頭のヘッドマークとも,掲出されている車両の旧塗装時代の前面のイラストが描かれるとともに,車番と運用された期間が記されています。 山陽電車公式Facebook「えすこーとさんよう」でも2018年2月28日で引退することが2月17日に発表されました。
これにより3200系は3200F〜3204Fが引退し,新造時に3200系として登場した車両は消滅。 3000系として登場した車両の主電動機取り替えなどにより3200系に編入された編成だけが残っています。
2016年から新造されている6500系の増備が進められています。
6500系第3編成6506Fが2017年12月18日から20日にかけて川重兵庫工場から搬入され,試運転等を経て2018年2月9日から営業運用に就いています。
+6506- | -6603- | -6505+ |
営業運用開始直後の6506F
2018年2月,3004Fが編成を解かれ,休車札を掲示されて鈴蘭台車庫に留置されているのが目撃されていました。 その後,順次部品取りが行われ,3104-3003が2018年4月22日の終列車後,3004-3103が5月6日の終列車後に鈴蘭台車庫から市場駅作業場に回送され, その翌日にトレーラーに載せられて深夜に搬出されました。
+3004- | -3103- | -3104- | -3003+ |
なお,3002Fは2018年2月1日付で廃車除籍となっています。