鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
2017年秋の嵐山直通臨時列車は,2015年秋からの臨時ダイヤと運転本数,区間,車両運用は同じです。 2015年秋以降と同様,従来「さがの」として運用されていた編成には「古都」の愛称とヘッドマークが付けられた京都名所旧跡ラッピング編成の河原町方6連(8313×6R)が, 2016年秋と同様,従来「あたご」(高速神戸〜嵐山)として運用されていた編成には「爽風(kaze)」の愛称とヘッドマークが付けられた, わたせせいぞう氏が描く観光スポットラッピング編成の神戸方6連(7017×6R)が充当されています。
ラッピング編成「爽風(kaze)」が充当された直通特急高速神戸〜嵐山
11月18日〜11月26日の土曜・休日に次の列車が運行されます。
種別 | 発 | 経路 | 着 | 乗降扱い停車駅 | 運行本数 | 愛称HM | 車両 |
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直通特急 | 宝塚 | 今津線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 | 1往復 | とげつ | 7000系6連1編成 |
直通特急 | 高速神戸 | 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 | 1往復 | 爽風 | 7000系6連1編成(ラッピング編成),8300系6連3編成(おぐら2編成,古都) |
快速特急 | 梅田 | 京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 | 1往復 | 古都 | |
快速特急 | 河原町 | 京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 | 嵐山行3本・河原町行7本 | おぐら,古都,爽風 | |
直通特急 | 天下茶屋 | 大阪市交堺筋線〜千里線〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 天下茶屋・日本橋・天神橋筋六丁目・淡路・桂と嵐山線各駅 | 1往復 | ほづ | 8300系6連1編成 |
また,11月20日〜24日の平日には次の列車が運行されます。
種別 | 発 | 経路 | 着 | 乗降扱い停車駅 | 運行本数 | 愛称HM | 車両 |
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直通特急 | 高速神戸 | 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 | 1往復 | 爽風 | 7000系6連1編成(ラッピング編成) |
山陽電鉄では2016年から新形式車両6000系が新造され,同年4月27日から営業運用を開始,以降も増備されており,それに伴い3000系が順次引退しています。
2017年10月19日には,3000系トップナンバーの3000Fが11月22日に営業運行を終了し,翌11月23日に3000号さよならイベントを行って引退することが発表されました。
3000Fは1964年にアルミ車体で造られた車両で,当時はまだ珍しかったオールアミ合金製という技術が評価され,鉄道友の会のローレル賞を受賞しています。
引退を前に11月17日から11月22日まで,Last Run ヘッドマークが掲出されて通常の営業運用に就きました。
そして,2017年11月23日には事前募集制「3000号さよならイベント」団体列車で姫路→明石→東二見を, ローレル賞受賞記念プレートを模したヘッドマークを掲出して最後の本線走行を飾りました。
北神急行電鉄で2016年1月14日から2月14日までヘッドマークコンテストが行われましたが,応募された作品から選ばれた優秀作品をシーズンごとにヘッドマークにして 北神急行車両に掲出しています。
2017年は11月9日からは,紅葉をテーマにしたヘッドマークが掲出されています。
2017年11月25日・26日に,ご当地グルメでまちおこしの祭典B-1グランプリが明石で開催されるのをPRするヘッドマークが, 山陽5000系6連の2編成に2017年11月1日から開催当日の26日までに掲出されました。(5020×6・5022×6)
沿線に紅葉の名所が多数ある阪急では,毎年秋の紅葉シーズンに一部の編成に「もみじ」ヘッドマークが掲出されています。
2017年の紅葉シーズンは,2015年から3年連続同じ「もみじ」ヘッドマークが掲出されています。 (2017年11月1日〜30日) 今回も本線系車両各線4編成ずつ計12編成に掲出されています。 写真は神戸線9000×8R。