鉄道摘記録 2017年10月

鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。

2017年10月31日〜11月19日

山陽 「神戸マラソン」ヘッドマーク

 2011年から毎年11月に開催されている神戸マラソンは, 神戸三宮にある神戸市役所の前からスタートし,おもに国道2号線を西へ向かって明石海峡大橋付近で折り返し, 和田岬付近を通ってゴール地点であるポートアイランドへ向かうコースとなっており,コース途中の須磨〜明石海峡大橋付近では山陽電鉄の路線に並行して走ります。

 山陽電鉄では2017年の第7回神戸マラソンからナンバーカードスポンサーとして協賛するとともに各種企画を実施しており, その一環として,2017年10月31日から神戸マラソン当日の11月19日まで,PRヘッドマークを5000系6連5編成に掲出しています。

「神戸マラソン2017」ヘッドマークを掲出している山陽5000系 「神戸マラソン2017」ヘッドマーク

2017/11/12 記

2017年10月28日〜12月10日

神戸電鉄 「ジョイフル有馬」ヘッドマーク

 毎年,秋の紅葉シーズンになると「ジョイフル有馬」と銘打って,紅葉のきれいな有馬温泉でいろいろなイベントが催されます。 そのPRの一環としてヘッドマークが神戸電鉄各系列の多くの編成に掲出されます。

ジョイフル有馬 ヘッドマークを掲出する2006F

 2017年の「ジョイフル有馬」ヘッドマークは2007年からのものと同じです。

2017/11/19 記

2017年10月頃〜

神戸電鉄 前照灯LED化

 2016年5月頃から5002Fの両先頭車前照灯がLED灯に変更されていましたが,他の編成も同じタイプのLED前照灯に取替えが始まったようです。

 2017年10月頃から2000系3両編成の前照灯がLEDに変更されているのが目撃されていたようです。

2000系 従来の前照灯(点灯状態)
2000系当初の前照灯(2005×3)

2017年10月頃〜 LED灯化された2000系の前照灯(点灯状態)
2000系LED前照灯(2005×3)

2000系 従来の前照灯(消灯状態)
2000系当初の前照灯(2004×3)

2017年10月頃〜 LED灯化された2000系の前照灯(消灯状態)
2000系LED前照灯(2006×3)

2017/11/19 記

2017年10月19日〜11月4日

山陽 「たかさご万灯祭」ヘッドマーク

 高砂市高砂町が兵庫県景観形成指定地区に選定されたことをきっかけに始まった「たかさご万灯祭」は, 山陽電鉄高砂駅周辺で街がライトアップされたりジャズライブが各所で行われます。

 2017年は9月16日・17日に開催される予定だった「たかさご万灯祭」は台風の影響により11月3日・4日に延期されましたが, 「たかさご万灯祭」をPRするヘッドマークも開催日表示を変更したものに作り直され,山陽5000系6連5014F1編成に10月19日から祭り最終日の11月4日まで掲出されました。

「たかさご万灯祭」ヘッドマークが掲出されている山陽5000系 「たかさご万灯祭」ヘッドマーク

 また,山陽電鉄で高砂駅に留置した列車の中でジャズライブなどを行う「たかさご万灯祭『山陽ジャズトレイン』(SANYO Jazz Train)」も11月3日に開催されることになり, ジャズトレインとなる3000系3連1編成(3010F)にヘッドマークが掲出されました。

「たかさご万灯祭 SANYO Jazz Train」ヘッドマークが掲出されている山陽3000系 「たかさご万灯祭 SANYO Jazz Train」ヘッドマーク
2017/11/11 記

2017年10月5日頃〜

山陽 「山陽沿線 秋祭り」ヘッドマーク

 山陽電鉄沿線には多数の神社があり,秋に各所でお祭が盛大に行われます。 2016年から秋祭りシーズンに山陽5000系6両編成の一部に「山陽沿線秋祭り」ヘッドマークが掲出されています。

 2017年は10月5日頃から,秋らしい青空に浮かぶ雲が描かれ「山陽沿線 秋祭り」ヘッドマークが掲出されています。(5016F・5630F)

「山陽沿線 秋祭り」ヘッドマークが掲出されている山陽5016F 「山陽沿線 秋祭り」ヘッドマーク2017年
2017/10/15 記

2017年10月1日〜

阪神 ラッピングトレイン Go!Go!灘五郷!

 酒造りに最適な水「宮水」が湧き出ており,酒造用原材料米「山田錦」の産地も近く,日本有数の酒どころである「灘五郷」を盛り上げようと, 灘五郷酒造組合,神戸市,西宮市および阪神電気鉄道の4者連携により『「灘の酒蔵」活性化プロジェクト』が始動しました。 そのキックオフイベントとして10月1日の「日本酒の日」に合わせて、2017年10月1日からラッピングトレイン「Go!Go!灘五郷!」を運行しています。

 ラッピングされたのは阪神1000系1207Fで,西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷・今津郷の酒蔵のイラストなどが描かれています。

ラッピングトレイン「Go!Go!灘五郷!」

 運行開始当初はヘッドマークがありませんでしたが,10月下旬から「灘の酒蔵」活性化プロジェクトシンボルマークのヘッドマーク(ステッカー)が掲出されています。 なお,梅田・奈良方と姫路方でベースの色が異なります。

ラッピングトレイン「Go!Go!灘五郷!」

 運行初日の2017年10月1日に甲子園駅で出発式が行われ,『全国一斉日本酒で乾杯!「灘の酒」と食フェスティバル in 神戸』会場最寄の神戸三宮駅まで, 事前募集制の乗車会列車として運行されました。

2018/01/21 記

2017年10月1日〜11月30日

阪急 「特急日生エクスプレス運行20周年」ヘッドマーク

 阪急宝塚線と能勢電鉄を直通する特急日生エクスプレスは1997年から運行されていますが,2017年11月17日に20周年となるのを記念してヘッドマークが掲出されています。

 掲出されたのは阪急所属の1009×8Rと8006×8R,能勢電鉄所属(かつて阪急所属)の6002×8Rの合わせて3編成で,期間は2017年10月1日から11月30日までですが, 能勢電鉄6002×8Rは検査入場のため11月5日まででした。

 梅田方と宝塚方では同様のデザインながら色が異なりますが,3編成ともそれぞれ同じヘッドマークとなっています。

阪急:梅田方 能勢:日生中央方
特急日生エクスプレス運行開始20周年記念ヘッドマークを掲出する1009号車 特急日生エクスプレス運行開始20周年記念ヘッドマーク(梅田方)

阪急:宝塚方 能勢:川西能勢口方
特急日生エクスプレス運行開始20周年記念ヘッドマークを掲出する8106号車 特急日生エクスプレス運行開始20周年記念ヘッドマーク(宝塚方)

 なお,能勢電鉄では他の車両にも特急日生エクスプレス運行開始20周年記念のヘッドマークが掲出されたようです。

2017/11/29 記

2017年10月1日〜

神戸電鉄 粟生線シンボルキャラクター 新「しんちゃん」誕生

 2017年4月10日で粟生線が全線開業して65周年を迎えたことにちなんで,神戸電鉄粟生線活性化協議会で記念事業が実施されています。 そのひとつとして,粟生線活性化キャラクター「しんちゃん」のぬいぐるみが,65周年にちなんで新たに65体作られ,10月1日から一部編成の車掌台や駅などに飾られています。

 新たに生まれた「しんちゃん」たちは,2000系・5000系・6000系・6500系の全編成両運転台に乗務しており, これまで乗務していた「HAPPY TRAIN☆」5002Fと「ミュージアムトレイン」6004Fの「しんちゃん」たちも交代, それぞれに個性を持った容姿だった「しんちゃん」たちは引退してしまったようです。

しんちゃん&てつくんミュージアム6004号車の新しんちゃん
しんちゃん&てつくんミュージアム6004号車の新しんちゃん しんちゃん&てつくんミュージアム6003号車の新しんちゃん
しんちゃん&てつくんミュージアム6003号車の新しんちゃん
2017/12/09 記

2017年10月1日〜2018年3月31日

神戸電鉄 「粟生線全線開業65周年」ヘッドマーク

 神戸電鉄の粟生線(鈴蘭台〜粟生)は,1952年4月10日に小野から粟生まで延伸したことにより全線開業となっています。

 2017年に粟生線全線開業65周年を迎えたことを記念して, 「粟生線 65th ANNIVERSARY」ヘッドマークが10月1日から翌2018年3月31日まで,6500系2編成(6502F・6504F)に掲出されています。

 初日の2017年10月1日は,神鉄トレインフェスティバル2017で鈴蘭台車庫における 「ちびっこ運転士体験」と「しんちゃんがいっぱいの部屋で記念写真を撮ろう」の会場となった6500系6502Fに掲出されるとともに, 車両撮影会会場の見津車庫とを結ぶトレフェス特別列車に充当され,撮影対象にもなった6000系6004Fにも当日限定で同ヘッドマークが掲出されて,披露されました。

 6504Fには10月31日までパーミル会ヘッドマークが掲出されていたため,11月1日から掲出されています。

神戸電鉄粟生線全線開業65周年記念ヘッドマークを掲出する6500系 神戸電鉄粟生線全線開業65周年記念ヘッドマーク
2018/01/14 記

2017年10月1日

神戸電鉄 神鉄トレインフェスティバル2017

 日本で初めて鉄道が開通した10月14日を鉄道の日とし,この時期に各鉄道ではいろいろなイベントが企画されています。

 神戸電鉄では,トレインフェスティバル2017が10月1日に開催されました。

 メイン会場の鈴蘭台車庫と撮影会会場の見津車庫とを結ぶトレフェス特別列車はこの年も6004Fで2往復。 この日から粟生線全線開業65周年記念ヘッドマークの掲出が6500系で始まりましたが,ミュージアムトレイン6004Fに掲出されるのはこの日のみの限定。 マスコットキャラクター「しんちゃん」ぬいぐるみも,粟生線65周年を記念して新たに65体つくられた中のひとつに交代。

トレフェス特別列車

 見津車庫での撮影会展示車両は6003F,5003F,3003F,1103Fの純粋な03並び。

見津車庫での車両撮影会

 ちびっこ運転士体験は6500系6502F。 この日から始まった粟生線65周年ヘッドマーク掲出と新たに「しんちゃん」の乗務も開始。

運転士体験6502F

 この編成の3両目では,「しんちゃんがいっぱいの部屋で記念写真を撮ろう」と題して,沢山の「しんちゃん」ぬいぐるみと記念写真を撮るスペースとなっていました。

 そのほか,神鉄車両の鉄道模型運転会,運転シミュレーター,入換車(バッテリーカー)と力くらべ!, 信号の動き体験,ミニトレイン,洗車機通過体験,ビンゴゲームなどが行われました。

2017/10/09 記

2017年   鉄道摘記録   神戸鉄道資料館