鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
毎年7月24日と25日に大阪で繰り広げられる天神祭にあわせて,阪急では一部の編成に「天神祭」ヘッドマークが掲出されています。
2017年の「天神祭」ヘッドマークも2015年・2016年と同じもので,7月18日から7月24日まで掲出されています。 各線6編成ずつの「祇園祭」ヘッドマーク掲出編成の中の2編成のみが「天神祭」ヘッドマークに取り替えられています。 (写真は神戸線1005×8R)
北条鉄道では「かぶと虫列車」も毎年夏の恒例行事となっています。 天井に木の枝や葉が飾られて森の中にいるような雰囲気の車両が定期列車の北条町方に増結され, プレゼントされたかぶと虫と一緒に親子で北条町〜粟生を1往復するものです。 車内では子供たちが楽しめる企画があるようです。
2017年は7月15日から17日の3連休に北条町発10:40発から13:40発の4往復,かぶと虫列車の車両フラワ2000-2が連結され,両先頭に特製ヘッドマークを掲出して走りました。
2017年かぶと虫列車(復路北条町行・フラワ2000-2+フラワ2000-3(7/16))
2017年かぶと虫列車(往路粟生行・フラワ2000-3(7/16)+フラワ2000-2)
近畿運輸局や関西鉄道協会とともに「安全運転推進運動」が毎年7月11日から7月20日まで実施されます。 この運動の実施をPRするヘッドマークが2017年も運動期間中,北神急行全編成に従来と同じデザインのものが掲出されています。
神戸市営地下鉄では,沿線の幼稚園・保育園の子供たちの願いを記した短冊が窓に飾られた「ひこぼし号」と「おりひめ号」が七夕シーズンに走ります。
2017年は7月5日から7月26日まで,海岸線と西神・山手線ともたなばた列車が各2編成,いつもの「ひこぼし号」・「おりひめ号」ヘッドマークを掲出して運行されています。 西神・山手線の「ひこぼし号」は市電デザイン塗装の3000系3126F,「おりひめ号」が2000系2122Fとなっています。
西神・山手線・・「ひこぼし号」3126F,「おりひめ号」2122F
海岸線・・・・・「ひこぼし号」5109F,「おりひめ号」5102F
山陽電鉄では創立110周年を迎えた2017年7月2日から12月21日まで,5008×6両編成に記念ラッピングを施した山陽電車創立110周年記念号を運行しました。
同年9月18日には須磨浦ロープウェイも開業60周年を迎えることから,先頭部のラッピングは須磨浦ロープウェイの「やまひこ」・「うみひこ」を模したデザインで, 中間車4両には,姫路城,好古園,明石海峡大橋などの山陽電鉄沿線の観光名所,須磨浦山上遊園から望む大阪湾と明石海峡のパノラマ展望などもラッピングされています。
両先頭車には,他編成で掲出されているのと同じ山陽電車創立110周年記念ロゴヘッドマークとともに, 須磨浦ロープウェイ開業60周年記念ロゴヘッドマークと合わせて2枚のヘッドマークが掲出されています。
車内には創立100周年(2007年)から現在までの10年間の歴史を振り返ったポスターも掲出されました。
運行開始初日の7月2日に,姫路のキャラクター「しろまるひめ」も招かれた出発式が山陽姫路駅で行われました。
毎年7月1日から7月31日まで京都で繰り広げられる祇園祭にあわせて, 阪急では一部の編成に「祇園祭」ヘッドマークが,クライマックスの山鉾巡行の日まで掲出されています。
2017年の「祇園祭」ヘッドマークも2015年・2016年と同じもので,前祭と後祭の両方に合わせて7月1日から7月24日まで掲出されています。 7月1日から17日までは各線6編成ずつ「祇園祭」ヘッドマークを掲出,その内2編成ずつは18日頃から「天神祭」ヘッドマークに取り替えられます。 (写真は神戸線9004×8R)
阪急電鉄では沿線活性化や旅客誘致のため,観光スポットをあしらったラッピング列車を2015年11月1日から2017年11月末まで神戸線と宝塚線にも走らせています。
2015年11月から運行されている神戸線・宝塚線の観光スポットラッピング列車は,2016年3月27日から「爽風(kaze)」・「宝夢(YUME)」のヘッドマークが掲出されていますが, 2017年7月1日よりヘッドマークが新デザインに変更されています。
神戸線観光スポットラッピング「爽風(kaze)」8032×2R+7017×6R(通常運用)
神戸線観光スポットラッピング「爽風(kaze)」7017×6R(嵐山直通臨時)
宝塚線観光スポットラッピング「宝夢(YUME)」1003×8