鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
2016年の夏,神鉄で七夕列車が一般営業列車として5年ぶりに走りました。 この年,HAPPY TRAIN☆5002Fが初めて「七夕列車」ヘッドマークを掲出,車内は神鉄沿線の幼稚園児の願いが託された短冊などで装飾されています。 6月24日から7月8日まで有馬・三田・粟生線を走ります。 また,主要駅にも七夕の笹飾りを置いて七夕の雰囲気を醸し出しています。
2016年6月24日頃から, 山陽電鉄5000系・5030系の6両編成に「食のまち明石」マスコットキャラクター「パパたこ」をあしらった2種類のヘッドマークが掲出され始めました。
夏至から数えて11日目からの5日間の節季「半夏生(はんげしょう)」に開催される,明石だこを味わうイベント「明石半夏生たこまつり」をPRするものです。
掲出編成と期間は・・・
半夏生明石だこ・・・7月6日まで・・・1編成 5022F
明石deたこ三昧・・・8月5日頃まで・・・2編成 5008F 5630F
神戸線と宝塚線の架線電圧を600Vから1500Vに昇圧するにあたって,一晩で一斉に車両の回路を切換える必要がありましたが, 床下のスイッチで容易に切換ができるようにしたのが3000系と3100系です。
そのうち,3100系は運転速度が低い宝塚線向けに主電動機や駆動装置ギヤ比が設計されて1964年に登場した車両で,宝塚本線では最終的に8両編成で活躍してきました。
新系列車両が投入されると,種別行先表示が運行標識板での表示のまま残っていた車両から順次4両編成または6両編成となって箕面線や伊丹線,今津線に活躍の場が変わります。
さらに新世代の車両が登場,増備されると,運行標識板車が同系列の表示幕化改造車に置き換えられて順次引退,さらに表示幕化改造車も後継車に置き換えられていきます。
3100系で最後まで編成として残っていたのは,最初に新製された車両で組成されて伊丹線で運用されていた4両編成(3150-3600-3651-3101)でしたが, 2016年7月に引退することになりました。
引退を間近に控えた2016年6月17日から7月8日まで, かつての準急の運行標識板を模して,3150号車に「おつかれさま3100」,3101号車に「惜別3100」と記されたヘッドマークが掲出され,最後を飾りました。
阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場で重賞(GI)レースの宝塚記念が開催されるのをPRするヘッドマークが,2016年は6月17日からレース当日の6月26日まで, 神戸本線・今津(北)線を走る8連1編成と6連3編成(1007×8R・7001×6R・5010×6R・3082×6R)に掲出されています。(写真は今津線7001×6R・神戸線1007×8R)
北神急行電鉄で2016年1月14日から2月14日までヘッドマークコンテストが行われましたが,応募された作品から選ばれた優秀作品をシーズンごとにヘッドマークにして 北神急行車両に掲出しています。
2016年6月1日から6月30日までは,谷上寄り先頭車(7150側)に蛍,西神中央寄り先頭車(7050側)に紫陽花をテーマにしたヘッドマークが掲出されています。