鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
大阪〜札幌を走る本来のトワイライトエクスプレスは2015年3月に運行を終了しました。
同年5月から,客室はスイートとロイヤルのみで構成された特別なトワイライトエクスプレスとして団体臨時列車で運転されています。
トワイライト3編成から展望スイート1両を含むA個室車4両のほかサロンカーと食堂車,乗務員用としてBコンパートメント車,電源車を集めて カニ24+オハネフ25+スシ24+オハ25+スロネ25×3+スロネフ25の8両1編成を組成されています。
2016年1月18日下関発の特別なトワイライトエクスプレスは「京の冬の旅50回記念号」として運転されました。 これは,京都市と京都市観光協会主催の冬の観光キャンペーン「京の冬の旅」の50回目の開催を記念して企画されたもので, 京都の伝統文化を感じることができるおもてなしがあるようです。
運転経路は,2015年5月から6月に運転された山陽コースの復路と同じで,下関発〜(ヨ)〜京都〜湖西線〜敦賀〜米原〜京都で,琵琶湖一周が含まれるルートです。
牽引機は,下関〜敦賀がEF65PFトワイライト色1124号機,敦賀〜京都がEF81トワイライト色114号機で,いずれも特製ヘッドマークが掲出されました。
阪急電鉄では,1975年に登場した2200系と6300系以降の形式でマスコンハンドルとブレーキハンドルが一体となったワンハンドル運転台が採用されました。
2200系は電機子チョッパ制御の長期試験車として8連1編成のみ新造され,後にVVVF制御の長期試験車として中間車1ユニットが新造されました。 試験終了後は順次電装解除され,全車付随車となった頃に形式も6000系に変更されています。
ワンハンドル運転台車両導入40周年を迎えた2015年,これを記念するヘッドマークが6050×8Rに掲出されています。 この編成の両先頭車6050号車・6150号車は2200系の先頭車2250号車・2251号車が6000系となって改番された車両です。
2015年10月1日から2016年1月7日までは,マルーンをベースにHマークと旧車番をあしらったデザインのヘッドマークが掲出されていましたが, 2016年1月8日から同年3月23日頃までは,2200系として登場した時のマルーン一色の姿をあしらったデザインのヘッドマークが掲出されています。
阪急電鉄では毎冬年末年始の期間中,一部の編成に「初詣」と「西国七福神めぐり」のヘッドマークが掲出されています。
2016年正月は干支の申(さる)がデザインされた「初詣」ヘッドマークが,2015年12月25日から2016年1月7日まで各線4編成ずつの計12編成に掲出されています。 (写真は神戸線1002×8R)
「西国七福神めぐり」ヘッドマークは2011年から同じヘッドマークで,2015年12月25日から2016年1月31日まで,宝塚線の4編成,神戸線と京都線の各2編成に掲出されています。 (写真は宝塚線8006×8R)