鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
利用者の減少に合わせて,これまでも車両編成の短編成化が行われ,3000系1編成などが廃車されることにより経費削減が進められてきましたが, さらに2015年2月28日から一部の4両編成列車が3両編成に運用変更されることが2015年2月2日に発表されました。
変更されるのは,次のとおりの一連の運用です。
この運用と他の運用との組み替えも合わせて,4両編成1運用分を3両編成にすることが可能なようです。
1116Fは2000年11月に1125号車を組み込んで4両固定編成となり,一時は新開地方に1060号車を連結した5両編成で運用されたこともありましたが,2007年5月に4両編成に戻り, その後ワンマン対応改造が行われ,2015年2月に1125号車を抜き取って再び3連固定編成となっています。
1116Fも,4両編成でワンマン対応化された際に設置された戸閉センサーが,3両編成になっても残されています。
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+1116- | -1208- | -1125- | -1115+ | → | +1116- | -1208- | -1115+ |
↓ | → | ||||||
→ | → | -1125- |
3連化された1116F
抜き取られて鈴蘭台車庫に留置中の1125号車
2015年3月21日(土・祝)に阪急宝塚線関連でダイヤ改正が行われました。 これをPRするヘッドマークが宝塚線の10編成に2月27日(金)から4月10日(金)まで掲出されています。 (写真は宝塚線9009×8R)
阪急今津線仁川駅を最寄り駅とする阪神競馬場で重賞(GIII)レース阪急杯が2015年3月1日に開催されるのをPRするヘッドマークが, 2月21日から3月1日まで,今津線を走る2編成(3056×6R・7001×6R)に掲出されています。 (写真は3056×6R)
2300系は当時としては最新技術であった回生ブレーキ付きの定速制御を装備して1960年に登場,2000系・2100系とともに「オートカー」と呼ばれ, 鉄道友の会の第1回ローレル賞を受賞しています。 その後長く続いた阪急スタイルの基となる車両でもあります。
9300系の増備に伴い2300系も廃車が始まり, 2005年にトップナンバーを含む2301-2351+2302-2352の編成が引退する際に勇退記念ヘッドマーク掲出などのさよならイベントが実施されています。
その後も9300系および1300系の増備に伴い2300系も次々に廃車となり,2015年3月20日に通常運用を終了,2015年3月22日の貸切イベント列車がラストランとなります。
引退までの最後の1ヶ月間(2015年2月20日〜3月20日),2300系定期運行最終日まで運用される2313×7Rの現コーポレートマークを撤去し,旧社章をステッカーで復元するとともに, 前後で異なる記念ヘッドマークを掲出した姿で通常運用されています。
晩年は短編成化されて支線で運用される車両が多い中,準急など通過列車を含む定期列車で最後まで本線を運用されたのは珍しいことです。
なお,2301-2352の2両は営業運用には就かないものの引き続き在籍しています。
山陽電車と台湾鉄路管理局にはいずれも「亀山」と表記する駅が存在することと海沿いを走行する路線を有するという共通点にちなんで, 2014年12月22日に姉妹鉄道協定を締結しました。 これを記念したヘッドマークが2015年2月中旬から山陽5000系・5030系6両編成に掲出されています。
2014年度から神戸市北区役所が「中学生からみた「北区の魅力」ショートムービー」企画を始めています。 これは,中学生からみた北区の魅力を中学生自身がショートムービーにして情報発信するもので, その配信方法のひとつとして神戸電鉄6000系2編成の車内ディスプレイも活用されています。
「中学生からみた「北区の魅力」ショートムービー」列車となった6000系2編成ともヘッドマークなど外観上の変化なく基本的に通常運用に入っています。