鉄道摘記録 2011年5月

鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。

2011年5月14日〜5月15日

阪急 各線直通臨時列車運転

 2011年春の行楽シーズンには,3月19日から5月8日までの土・休日は前年の春・秋と同様のパターンで,ヘッドマークなしの直通臨時列車が運行されましたが, 5月14日に阪急京都線と大阪市交堺筋線の土・休日ダイヤが改正されて臨時列車の運行パターンも変更され, 5月14日と15日に愛称ヘッドマーク付き直通臨時列車と大阪市交車両による直通臨時列車が運行されました。 こちらではダイヤ改正後の5月14日〜15日の臨時列車について記述します。

5月14日(土)〜5月15日(日)

 阪急京都線と大阪市交堺筋線の土・休日ダイヤ改正後の2日間は,快速特急の運行本数が減少しましたが, 新たに天下茶屋〜嵐山で大阪市交66系による直通特急が1往復運行されています。

 今回から阪急の車両による嵐山直通臨時列車には愛称ヘッドマークが掲出されています。 愛称は嵐山の名所・地名にちなんだ名前が付けられおり,間合い運用でもヘッドマークを掲出したままで, 桂〜嵐山の普通でもヘッドマークを付けたまま運用されたほか,「さがの」は梅田〜嵐山のほか河原町〜嵐山でも運行されました。

「あたご」高速神戸〜嵐山
「あたご」7023×6R 「あたご」ヘッドマーク

「とげつ」宝塚〜嵐山
「とげつ」7017×6R 「とげつ」ヘッドマーク

「さがの」梅田〜嵐山 河原町〜嵐山
「さがの」8310×6R 「さがの」ヘッドマーク

「おぐら」河原町〜嵐山
「おぐら」8313×6R 「おぐら」ヘッドマーク

大阪市交66系直通特急
大阪市交66607×6R直通特急 直通特急ヘッドマーク

 なお,6354×6R「京とれいん」編成は,土・休日に定期の快速特急として梅田〜河原町で4往復運行されています。

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 愛称HM 車両
直通特急 高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 あたご 7000系6連1編成
直通特急 宝塚 今津線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 とげつ 7000系6連1編成
快速特急 梅田 京都線〜嵐山線 嵐山 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 1往復 さがの 8300系6連4編成
快速特急 河原町 京都線〜嵐山線 嵐山 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 嵐山行3本・河原町行7本 おぐら,さがの
直通特急 天下茶屋 大阪市交堺筋線〜千里線〜京都線〜嵐山線 嵐山 天下茶屋・日本橋・天神橋筋六丁目・淡路・桂と嵐山線各駅 1往復 直通特急 大阪市交66系6連1編成
特急 日生中央 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 梅田 定期列車と同じ 梅田行2本 - 8000系または6000系8連2編成
2011/05/22 記

2011年5月14日

山陽 「さんようタイガース号」

 毎年5月頃に,甲子園球場での阪神タイガース戦を観戦するツアー専用の列車が「さんようタイガース号」として運転されます。 このツアーは乗車券と観戦券をセットにして事前に募集され,往路のみ姫路発甲子園行の専用列車に乗車して甲子園に向かうもので,専用ヘッドマークが掲出されます。

 2011年は5月14日に山陽5022Fで運転され,新しいデザインのヘッドマークが掲出されていました。

2011年「さんようタイガース号」山陽5022F 2011年「さんようタイガース号」ヘッドマーク
2011/05/15 記

2011年5月3日〜5月22日

山陽 「近畿・中国・四国B-1グランプリ」PRヘッドマーク

 2011年5月21日と22日に姫路城周辺で開かれる食のイベント「近畿・中国・四国B−1グランプリ」をPRするヘッドマークが, 山陽5000系5022Fに2011年5月3日から掲出されています。 車内の全ての宙吊りには近畿・中国・四国B-1グランプリin姫路のポスターが掲出されています。

「近畿・中国・四国B-1グランプリ」PRヘッドマークを掲出している山陽5022F 「近畿・中国・四国B-1グランプリ」PRヘッドマーク
2011/05/15追加

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