鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
2011年春の行楽シーズンには,3月19日から5月8日までの土・休日は前年の春・秋と同様のパターンで,ヘッドマークなしの直通臨時列車が運行されましたが, 5月14日に阪急京都線と大阪市交堺筋線の土・休日ダイヤが改正されて臨時列車の運行パターンも変更され, 5月14日と15日に愛称ヘッドマーク付き直通臨時列車と大阪市交車両による直通臨時列車が運行されました。 こちらではダイヤ改正前の3月19日〜5月8日の臨時列車について記述します。
この期間の土・休日はヘッドマークなしで直通臨時列車が運行されましたが, 梅田〜嵐山の快速特急の6300系による運転には6354×6R「京とれいん」編成が充当されました。
種別 | 発 | 経路 | 着 | 乗降扱い停車駅 | 運行本数 | 車両 |
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直通特急 | 高速神戸 | 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は十三・淡路・桂,嵐山線は各駅 | 1往復 | 7000系6連 |
直通特急 | 宝塚 | 今津線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は十三・淡路・桂,嵐山線は各駅 | 1往復 | 7000系6連 |
快速特急 | 梅田 | 京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 | 3往復 | 8300系6連,6300系6連 |
快速特急 | 河原町 | 京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 | 嵐山行4本・河原町行8本 | 8300系6連 |
特急 | 日生中央 | 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 | 梅田 | 定期列車と同じ | 梅田行2本 | 8000系または6000系8連 |
4月23日(土)・24日(日)には,つるやオープンゴルフトーナメント開催に合わせて, ヘッドマークを掲出した臨時特急日生エクスプレス梅田発日生中央行2本が運行されました。
6300系は,9300系の増備により順次定期特急運用を離脱して一部は廃車されましたが, 6351F〜6353Fの3編成が4両編成化とともにリニューアルされて2009年4月2日から嵐山線内普通列車として運用されています。
2010年2月28日に最後の定期特急運用として6350×8Rが走って以降は, 同編成が6両編成化されて2010年の春と秋の行楽シーズンに梅田〜嵐山の臨時快速特急として運行されました。
そして,6354×8Rが6両編成化されるとともに,行楽列車用車両として「和」と「モダン」をコンセプトに京都の町屋をイメージした内装に改造され, 「京とれいん」として2011年3月19日から5月8日までの土曜・日曜・祝日に梅田〜嵐山の臨時快速特急で各日1往復運行されています。 なお,午前の嵐山到着後には嵐山から桂まで,午後の嵐山発の前には桂から嵐山まで,普通列車として運行されています。(写真)
2011年5月14日から京都線の土・休日ダイヤが改正されて,この6354×6R「京とれいん」は梅田〜河原町の快速特急として運行されます。
沿線に桜の名所が多数ある阪急では,毎年桜のシーズンに,一部の編成に「さくら」ヘッドマークが掲出されています。
2011年の「さくら」ヘッドマークは2009年・2010年と同じもので,各本線に8編成ずつ計24編成への掲出となりました。 掲出期間は2011年3月18日〜4月5日です。 (写真は神戸線5008×8R)
2011年3月12日にはJRグループでダイヤ変更が行われている。
全国的には,九州新幹線鹿児島ルートが全線開業した。新八代〜鹿児島中央は開業済みであったが,残る博多〜新八代が今回開業している。 引き続き九州新幹線内で使用される800系のほか,N700系(7000番代:西日本,8000番代:九州)により「みずほ」・「さくら」で山陽新幹線と直通運転を実施している。 これにともない,JR九州で485系が定期運用を離脱している。
JR西日本での主要な変更点(おもに京阪神近郊)は・・・
なおJR神戸線でのダイヤは,一部に僅かな時分の修正があるのみである。