鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
2010年4月29日から5月16日までの期間限定の社会実験で,箕面川沿いに川床が出店されるのに合わせて, そのシンボルマークをヘッドマークにして箕面線の3100系に掲出されています。 掲出編成は限定されておらず,その日に運用されている編成のうちの1編成に掲出されています。
箕面川床の初日4月29日には,「阪急電鉄100年ミュージアム号」6001×8Rが梅田から箕面まで1往復臨時運行され, 箕面駅で展示開放されるとともに「みのお川床」ヘッドマークも掲出されました。 また,箕面駅前では「箕面 de かわゆか」オープニングイベントが開催されています。
なお,「阪急電鉄100年ミュージアム号」の運行ダイヤは,梅田駅10:45→箕面11:20着,箕面14:28発→梅田14:57着でした。
2010年春の行楽シーズンに阪急の複数線区を直通する臨時列車の運行日は4月29日から5月9日までの土・日・祝日となり, 高速神戸・宝塚・梅田・河原町から嵐山への直通臨時と日生エクスプレスが運行されるようになりました。
これまで,嵐山直通は種別を「臨時」としていましたが, 今回から,高速神戸と宝塚から嵐山への列車には「直通特急」という新しい種別が設定され,梅田と河原町から嵐山への列車には「快速特急」が復活設定されました。 新種別に対応した種別表示幕が準備され,「臨時」ヘッドマークは掲出されませんでした。
使用車両は,定期運用から引退していた6350×8Rから中間車2両を抜いて6350×6Rとして梅田〜嵐山の快速特急に運用されたほかは, 通常は増結2連と固定的に組んで8連で運用されている7300系,8300系,7000系の6連が単独で使用されています。 また,今シーズンの運転日を通して各編成とも同じ運用に充当されました。
種別 | 発 | 経路 | 着 | 乗降扱い停車駅 | 運行本数 | 車両 |
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直通特急 | 高速神戸 | 神戸高速線〜神戸線〜十三〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は十三・淡路・桂,嵐山線各駅 | 1往復 | 7014×6R |
直通特急 | 宝塚 | 今津線〜神戸線〜十三〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は十三・淡路・桂,嵐山線各駅 | 1往復 | 7017×6R |
快速特急 | 梅田 | 京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 | 3往復 | 7307×6R,6350×6R,8312×6R |
快速特急 | 河原町 | 京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 | 嵐山行4本・河原町行8本 | 7307×6R,8304×6R,8314×6R |
特急 | 日生中央 | 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 | 梅田 | 定期列車と同じ | 梅田行2本 | 8000系または6000系8連 |
新緑の季節の有馬観光PRの一環として,新緑の中をゆくロープウェイが描かれ, 「有馬へ」と記されたヘッドマークが2010年4月26日から6月上旬まで北神急行全編成に掲出されています。
有馬温泉で「有馬さくらまつり」が開催された2010年4月11日に, 有馬温泉〜有馬口折返し定期列車の一部が,車内で音楽のライブを行う「ライブトレイン」として運転されました。
これは,同年5月8日と9日に開催される「神戸新開地音楽祭」のPRも兼ねて,音楽祭のステージスタッフたちにより生演奏されるものです。 演奏が行われたのは4両編成のうち有馬温泉方から3両目で,ライブを楽しむ人で賑わいました。 車両は6002Fが充当され,ヘッドマークが掲出されました。
その後,この6002Fほか数編成に,ライブトレインのヘッドマークの文字部分を変更したヘッドマークが掲出されて神戸新開地音楽祭をPRしています。 (2002F,3002F,6002Fで確認。)
鈴蘭台車庫で休車になっていた1071号車と,見津車庫で休車および除籍となっていた車両,計5両が2010年4月上旬に見津車庫で解体されています。
+1071* | 鈴蘭台車庫で休車→見津車庫で解体 | |
+1062+ | +1072* | 見津車庫で休車→見津車庫で解体 |
+1064+ | +1073* | 見津車庫で休車・1064は除籍済み→見津車庫で解体 |
2010年3月1日から3日にかけて川重兵庫工場から鈴蘭台車庫に搬入された6000系第2編成6004Fが,4月1日頃から営業運用に就いています。
営業運用に就いて最初の週末,早速,6000系2編成が並ぶのが見られました。 2編成を比べてみると,外観では前面の赤ラインが増備車の方が太くなったことでしょうか。
+6004- | -6103- | -6104- | -6003+ |