鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
阪急京都線(京都本線・千里線)と大阪市営地下鉄堺筋線が相互直通運転を開始して40周年を2009年12月6日に迎えるのを記念して, 2009年11月27日から12月25日まで,阪急京都線の3300系と5300系の計5編成にヘッドマークが,大阪市交通局66系の一部編成にステッカーが掲出されています。 (写真は阪急3328×8Rと大阪市交66606×8R)
また,相互直通40周年記念事業の一環として,2009年12月5日・6日に堺筋線天下茶屋〜阪急嵐山を大阪市交66系66601×6Rにより臨時直通列車が運行されました。 66系が阪急嵐山線に乗入れるのは初めてで(正確には12月3日の試運転が初入線),嵐山線内の有効長の関係で66601×8Rが6両編成に短縮されて運行されました。 なお,66系は初期の車両は6両編成で登場し,後年に8両化されています。
毎年秋の紅葉のシーズンに京都線では臨時ダイヤが組まれ,「いい古都エクスプレス」ヘッドマークを掲出した臨時列車が運転されます。 2009年秋の紅葉シーズンの休日にも,通常のダイヤにはない「快速」が「いい古都エクスプレス」として運転されました。
この列車は,準急では各駅に停車する高槻市〜河原町の停車駅を通勤特急と同じにして速達化し, 種別を快速としたものを午前と夕方の一部の準急に代えて運転するものです。 高槻市〜河原町の快速通過駅をカバーするため,梅田〜高槻市折り返しの普通を河原町まで延長しています。 したがって,実際には増発となるのは快速の高槻市〜河原町となります。
快速「いい古都エクスプレス」の停車駅=梅田・十三・南方・淡路・上新庄・南茨木・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・西院・大宮・烏丸・河原町
ヘッドマークは2007年と同じものが掲出されました。
秋の有馬の観光PRの一環として,紅葉の木を背景に「有馬へ」と記されたヘッドマークが2009年11月14日から12月6日まで北神急行全編成に掲出されています。
2004年から毎年11月に,神戸市北区のマスコットキャラクター「キタールさん」が描かれて「美しいわがまち北区」と記されたヘッドマークを掲出した車両が走ります。 車内の宙吊りには「環境ポスター」が展示されています。 この「環境ポスター」は「ごみ問題」や「地球環境問題」への関心を高めてもらうために神戸市環境局が市内の小中学生から募集したもので, 車内に展示されたのは北区内の優秀作品です。
2009年の「美しいわがまち北区」ヘッドマークは神戸市環境局のマスコットキャラクター「ワケトン」も加わってデザインが一新され, 時期も11月14日から11月23日までで前年までより遅く,車両も初めて6000系となって6002Fに掲出されました。
2009年の紅葉シーズンは2008年と同じデザインの「もみじ」ヘッドマークで,本線系車両各線8編成ずつ計24編成に掲出されました。 (写真は神戸線5012×8R)