鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
2009年4月13日(月)から26日(日)まで,阪急では複数線区にまたがる直通臨時列車が運転されました。 これは2008年11月に運転された神戸線西宮北口〜京都線〜嵐山線嵐山を直通する臨時列車に続いて,嵐山へ向かう直通臨時列車の出発地を日替わりで変更したほか, 梅田〜箕面の直通臨時,平日ラッシュ時に運転されている特急日生エクスプレスを休日に運転するなど,バラエティに富んだものになっています。
運転期間,区間,停車駅は次のとおりですが,嵐山直通については停車駅が2008年11月運転時より絞られています。
運転日 | 発 | 経路 | 着 | 乗降扱い停車駅 | 運行本数 | 車両 |
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4月13日(月)〜15日(水) | 川西能勢口 | 宝塚線〜(梅田)〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 川西能勢口と嵐山線各駅のみ | 1往復 | 7017F 6連 |
4月16日(木)〜17日(金) | 豊中 | 宝塚線〜(梅田)〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 豊中と嵐山線各駅のみ | 1往復 | 7017F 6連 |
4月18日(土)〜19日(日) | 日生中央 | 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 | 梅田 | 定期列車と同じ | 上り2本 | 8000系 8連 |
4月18日(土)〜19日(日) | 梅田 | 宝塚線→箕面線 | 箕面 | 梅田,十三,石橋,箕面 | 下り2本 | 8000系 8連 |
4月20日(月)〜21日(火) | 高速神戸 | 神戸高速線〜神戸線〜(梅田)〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 高速神戸と三宮と嵐山線各駅のみ | 1往復 | 7017F 6連 |
4月22日(水)〜24日(金) | 西宮北口 | 神戸線〜(梅田)〜京都線〜嵐山線 | 嵐山 | 西宮北口と嵐山線各駅のみ | 1往復 | 7017F 6連 |
4月25日(土)〜26日(日) | 日生中央 | 能勢電鉄〜(特急日生エクスプレス)〜宝塚線 | 梅田 | 定期列車と同じ | 2往復 | 8000系 8連 |
4月25日(土)〜26日(日) | 梅田 | 宝塚線→箕面線 | 箕面 | 梅田,十三,石橋,箕面 | 下り2本 | 8000系 8連 |
このうち,嵐山への直通臨時は,いずれの日も神戸線7017F6連が使用され,かつての運行標識のような文字のみのシンプルなものながらヘッドマークが掲出されました。 また,ヘッドマークのほか,側面にも運転区間が標記されたステッカーが貼られるとともに,車内の扉上部の停車駅案内も専用のものが掲出されており, この期間の7017Fは臨時列車専用の運用となりました。
特急日生エクスプレスは梅田到着後,折返し箕面への直通臨時に充当され,車両は宝塚線8000系8連が使用されましたが, こちらは臨時ヘッドマークとステッカーはありません。
なお,5月2日(土)〜6日(休)の連休には,京都線河原町〜嵐山線嵐山の直通臨時が, 5月16日〜24日の土曜・日曜には大阪市営地下鉄堺筋線天下茶屋〜千里線〜京都線〜嵐山線嵐山の直通臨時が運転されることになっています。 (5月23日と24日の天下茶屋〜嵐山の直通臨時は,新型インフルエンザ発生のため,運転は中止になりました。)
2009年4月上旬に1114Fが1000系列塗装の扉部分直線塗分けタイプに塗り替えられて出場しました。
+1114- | -1207- | -1113- | -1075+ |
2009年3月20日のダイヤ改正で5連運用が消滅したため余剰となり,見津車庫内で休車となっている車両のうち,1064号車が2009年4月1日付で除籍されました。
+1064+ |