鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
2007年3月31日に全線でダイヤ改正が行われた。今回の改正では,運転間隔の短縮,夜間の増発・運転区間延長が行われたほか, 優等列車を停車駅の多い種別に大幅に変更され,優等列車通過駅での乗車チャンスが増加するなど,利便性の向上が図られている。
今回,消滅した「快速」→→→
おもな変更点は次のとおり。
2007年3月は神戸市営地下鉄にとって,1977年3月13日に西神線の名谷〜新長田で開業して30周年, また,1987年3月18日西神延伸線・西神・山手線の西神中央〜新神戸が全通して20周年になる時です。 これを記念して,記念乗車券と記念グッズの発売, そして,メインイベントとして「イベント列車 30th Anniversary Time Train(開業30周年記念タイムトレイン)」が運行されました。
西ノ宮〜芦屋の間に建設されていた新駅が「さくら夙川」として2007年3月18日に開業し,ダイヤ改正が行われた。 同時に「西ノ宮」駅も市の名称と同じ「西宮」に改称された。
さくら夙川にはJR東西線直通も含めた普通列車のみが停車する。
今回のダイヤ改正におけるJR神戸線での変更内容は, 普通が「さくら夙川」に停車することに伴い,おもに普通に若干の時刻が修正されたが, 運転(退避・接続)パターンに変更はない。 201系・205系がJR神戸線系統から撤退したことにより,普通のスジが207系以降の車両に合わせられ, 到達時分が短縮されたことによるものと推測される。
毎年4月に今津線仁川駅前の阪神競馬場で開催される「桜花賞」レースのPRとして,2002年以降毎年3月からレース当日までの間, 神戸線の7000系1編成の両先頭車に桜花賞にちなんで桜と競走馬がデザインされて約1ヶ月間走ります。
2007年は7007Fに装飾が施されています。
2007年2月6に日神戸市東灘区青木5丁目の工事現場で不発弾が発見され,その処理・撤去が3月4日(日)に行われることになりました。 その処理作業中の避難対象と交通規制の区域に阪神本線が含まれているため,8:30頃から15:00頃の規制解除まで西宮〜御影の区間で運休となりました。 同区間運休中の運転方法は次のとおり実施されました。
御影での折り返し方法は,上りホームに所定どおり到着後,直通特急と普通は一旦梅田方上り本線に引上げて下りホームへ入換, 須磨浦公園特急については上りホームに所定どおり到着後,駅西側の留置線に引き上げて下りホームに入換,所定どおりに下り方面へ出発していきました。 このような方法により,直通特急については順序を変えることなくそのまま折り返したので阪神車と山陽車の充当が所定ダイヤと異なりましたが, 須磨浦公園特急については阪神車のみでした。
御影行車両の種別・行先表示は,阪神車は前面・側面とも直通特急御影・特急御影・普通御影のいずれも表示, 山陽車は前面は直通特急御影で表示されましたが側面は「直通特急」のみの表示でした。
なお,不発弾処理は早く終わり,阪神本線では14:10から運転再開されました。
2007年3月17日(土)に阪急京都線関連でダイヤ改正が行われます。 これをPRするヘッドマークが阪急各線10編成ずつ計30編成に2007年3月1日(木)から3月31日(土)まで掲出されています。 (写真は神戸線)