鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
JR東日本E721系0番代の第1編成(P-1)が川重兵庫工場で製作され,2006年11月25日に仙台へ向けて甲種輸送されました。
E721系0番代は仙台都市圏の455系,717系,417系を置き換えるために投入される一般型交流電車。 ステンレス車体の片側3扉でセミクロスシート配置となっています。
なおE721系は0番代よりも前に500番代が2006年2月に落成しています。 500番代は2006年度末に開業予定の仙台空港へのアクセス鉄道(仙台空港鉄道)との相互直通運転用で, 荷物スペースが設置されているとともに,車体側面の帯の色が0番代と異なります。 同仕様の車両を仙台空港鉄道もSAT721系として新造しています。
有馬口駅構内分岐器交換および線形改良等の工事が予定通り進んで新開地方分岐と4線使用が可能となり,2006年11月25日から本来のダイヤに戻されました。
これにより,有馬口駅において,三田線特快速・快速・急行と有馬温泉発着で鈴蘭台・新開地方面と直通運転する列車の相互接続が確保されるようになりました。
なお,有馬口駅の改良工事はホーム上家延伸工事等の付帯工事が2007年3月の竣工を目途に継続されています。
2006年は11月12日(日)に名谷車両基地が一般公開されました。
西大阪線延伸に関連して阪神尼崎駅と大物〜尼崎で改良工事が行われていますが, 大物〜尼崎の下り本線高架が完成,2006年11月11日終電後に線路切替が行われ, 11月12日から使用開始されました。 これにより,本線下り線と西大阪線が立体交差することになり,尼崎駅では西大阪線が本線上下線の間に挟まれる形になりました。
ワンマン対応改造が施されながらも電連付密着連結器などの連解仕様が残されたままであった1110Fが, +1062-1072*を連結して5両編成となり,2006年11月6日頃から5連運用に就きました。
+1062- | -1072* | *1110- | -1205- | -1109+ | 2006年11月6日頃〜 |
2006年の紅葉シーズンは,新しいデザインの「もみじ」ヘッドマークが本線系車両各線10編成ずつ計30編成に掲出されています。 (写真は京都線6330F)