鉄道摘記録 2006年10月

鉄道の動きについて，さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。

2006年10月28日

阪急神戸線 ダイヤ改正

　2006年10月28日に阪急神戸線・阪神・山陽・神戸高速東西線でダイヤ改正が行われた。 （同日，阪急宝塚線と能勢電鉄でもダイヤ改正が行われた。）

　おもな変更内容は次のとおり

• 昼間の特急で神崎川〜西宮北口において最高速度を115km/hにアップ。 （従来は110km/h。115km/h運転は7000系以降のワンハンドル車のみ。）
• ATSの改良により，駅停車時の速度照査を段階式から連続パターン発生式に変更し，運転時分を短縮。
• 全ての特急・通勤特急が夙川に停車。 （これにより夙川には営業列車が全て停車。） しかしながら速度向上とATS改良で梅田〜三宮の運転時分は短縮。
• 昼間時の山陽電鉄から阪急三宮への乗り入れ復活。
• 甲陽線で昼間時の運転間隔を神戸線に合わせて10分間隔に増発。
• 土曜ダイヤを休日ダイヤに統一。

2006年10月28日

阪神・山陽 ダイヤ改正

　2006年10月28日に阪神・山陽・神戸高速東西線・阪急神戸線でダイヤ改正が行われた。 おもな変更内容は次のとおり。

• 直通特急が平日にも舞子公園に停車。（休日は従来から停車。）
• 朝ラッシュ時に阪神の区間急行が復活。
• 阪神の区間特急の停車駅変更。（新たに香櫨園に停車。）
• 阪神準急の停車駅変更。（新たに打出に停車，香櫨園は通過。）
• その他阪神の一部種別の一部駅停車時間帯の変更。
• 山陽Ｓ特急の停車駅変更（新たに西代に停車，西元町は通過）。運転本数，時間帯の変更。
• 山陽普通の一部列車の運転区間変更。 （朝ラッシュ時に東須磨にて阪神急行と接続する普通を東須磨折返しに短縮。 昼間の阪急三宮への乗り入れ復活。）
• 深夜に特急系統の運転区間延長。 （初めて山陽車両による山陽線内各駅停車の阪神特急須磨行が登場。）
• 初めて阪神車両の普通が山陽東須磨まで定期乗り入れ（朝ラッシュ直後）。
• 直通特急の副標（「大阪ライナー」「姫路ライナー」）掲出廃止。

2006年10月21日

ＪＲ神戸線 ダイヤ改正

　北陸線の長浜〜敦賀と湖西線の永原〜近江塩津の電化方式が交流から直流に変更されて直流電車が敦賀まで乗入れ可能になり， 2006年10月21日にダイヤ改正が行われた。

　今回のダイヤ改正におけるＪＲ神戸線での変更内容は， 一部の新快速の運転区間が湖西線経由およびＪＲ京都・琵琶湖線米原経由ともに敦賀まで延長されたことであり， 運転（退避・接続）パターンに変更はない。

　写真は新快速敦賀行1番列車。（前4両が敦賀行クモハ223-3037×4両V27編成，後部4両は近江今津まで）

　なお，直流化切替の地上設備の工事は2003年10月から始まり，2006年9月23日夜から翌24日早朝にかけて直流送電に切り替えられている。 交直切替セクションは敦賀駅と北陸トンネル入り口の間に設けられた。 また，電気設備のほか，ホームこう上，構内配線変更（敦賀，近江今津，近江塩津，長浜）などの改良工事も行われた。

　車両は，直流電車125系6両，223系14両，交直流電車が新系列521系10両が新製投入されることになっている。 （521系の営業運用開始は11月下旬から）

2006年10月13日〜12月15日

阪急 「箕面市市制50周年」ヘッドマーク

　箕面市が2006年12月1日に市制50周年を迎えるにあたり，箕面市で各種記念事業が行われました。 その一環として制定された記念シンボルマークを描いたヘッドマークが，阪急3100系の箕面線用4連3編成に掲出されています。 （掲出期間は2006年10月13日〜12月15日。写真は3160F。）

　ヘッドマークは円形ですが掲出対象車が非字幕車であるため，かつて特急，急行，準急などに掲出されていた種別・行先表示板と同じくらいのサイズで， おもに前面貫通扉に掲出される近年のヘッドマークより小型のものになっています。

2006年10月7日

神戸電鉄 神鉄トレインフェスティバル2006開催

　日本で初めて鉄道が開通した10月14日を鉄道の日とし，この時期に各鉄道ではいろいろな催し物が企画されています。

　神戸電鉄の2006年鉄道の日記念イベントであるトレインフェスティバルは鈴蘭台車庫，鈴蘭台駅北側の中畑山南公園と北区民センターすずらんホールの3ヶ所で開催。 鈴蘭台車庫会場では洗車機通過体験，工場内での車両見学，各種体験，撮影会，部品販売，ビンゴゲームなど， 北区民センターすずらんホールで鉄道模型展示走行，中畑山南公園会場ではスルッとＫＡＮＳＡＩグッズなどの販売，地域出店バザーなどが催されました。

2006年10月1日〜

阪急・阪神　経営統合　「阪急阪神ホールディングス誕生」

　阪急ホールディングス株式会社と阪神電気鉄道株式会社は2006年10月1日に，阪急阪神ホールディングス株式会社を共同の純粋持株会社とする経営統合を行いました。

　この日からすぐに運行的な面で目に見える変化があったわけではありませんが，車両にはヘッドマークが掲出されたほか， 阪急・阪神の両線が1日自由に乗り降りできる記念乗車カード， 阪急阪神ホールディングス誕生記念の「ラガールカード」と「らくやんカード」など，記念グッズが販売され始めました。

2006/10/01 新開地にて
・・・ヘッドマーク以外は今までと変わりありませんが・・・

2006年10月1日〜20日

阪急 「阪急阪神ホールディングス誕生」記念ヘッドマーク

　2006年10月1日に阪急と阪神が経営統合されて阪急阪神ホールディングス株式会社が誕生したのをPRするヘッドマークが， 阪急では神戸線に20編成，宝塚線と京都線に10編成ずつの計40編成に2006年10月1日（日）から10月20日（金）まで掲出されています。 （写真は神戸線9000F）

　なお，阪神の急行系車両にも同じデザインのヘッドマークまたは副標が掲出されています。

2006年10月1日〜20日

阪神 「阪急阪神ホールディングス誕生」記念ヘッドマーク・副標

　2006年10月1日に阪神と阪急が経営統合されて阪急阪神ホールディングス株式会社が誕生したのをPRするヘッドマークまたは副標が， 阪神では急行系車両の32編成に2006年10月1日（日）から10月20日（金）まで掲出されています。

　2000系・8800系にはヘッドマークが掲出されます。

　8000系・9000系・9300系には副標が掲出されます。

　なお，阪急の車両の一部にも同じデザインのヘッドマークが掲出されています。