鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
神戸市北区のマスコットキャラクターが描かれ,「美しいわがまち北区」と記されたヘッドマークが,2004年10月31日から11月7日まで5010Fに掲出されました。
車内の宙吊りには「環境ポスター」が展示されました。 この「環境ポスター」は「ごみ問題」や「地球環境問題」への関心を高めてもらうために神戸市環境局が市内の小中学生から募集したもので, 車内に展示されたのは北区内の優秀作品です。 運行初日には北区賞受賞者たちを招いて発車式が行われたとのことです。
2004年秋の「なら歴史キャンペーン」の一環として,奈良国立博物館で催される正倉院展がヘッドマークでPRされています。(2004/10/16頃〜)
2004年10月16日にJR京都線・琵琶湖線での朝ラッシュ時下りを中心としたダイヤ改定が行われた。 前回のJR神戸線朝ラッシュ時上りで実施された改定内容をJR京都線・琵琶湖線にも盛り込むような内容である。
おもな改定内容は, JR京都線・琵琶湖線での朝ラッシュピーク時下りで新快速だけでなく 快速も223系に統一されて130km/h運転になるともに, 大阪着概ね7:45〜8:45で新快速と快速をいずれも8分間隔で運転するように ダイヤパターンが変更されたことである。 それにともない,JR神戸線でも朝ラッシュ時の下りでダイヤが変更されている。 その中で久しぶりに新快速西明石行が1本のみであるが復活している。 逆に,快速は西明石行が1本削減されて,快速西明石行は最終の1本のみとなった。 また,大久保折り返し普通の一部が密かに運転区間短縮されて西明石折り返しとなっている。
朝ラッシュ時の上りとその他の時間帯におけるJR神戸線のダイヤパターンに大きな変更はない。
今回のダイヤ改定にそなえて223系2000代が大量に増備されて,本線系統で最後まで113系で残っていたJR東海・大垣まで直通の快速も 221系と223系に置き換えられた。 これにより,新快速だけでなく快速がJR発足後に登場した221系と223系のみとなり, 国鉄から引き継がれてきた113系が近畿地区の東海道・山陽線(JR神戸線・JR京都線・琵琶湖線)本線系統定期列車から撤退するという 車両歴史上,大きな区切りとなるダイヤ改定である。 (大阪〜尼崎には福知山線列車,京都〜山科には湖西線列車の113系が残る。)
+1362-1361*が5連増結車に充てられたとき以外は,+1310-1309+ が冷房改造されてから +1310-1309+1362-1361* の4両編成で運用されていることがほとんどであったが, このペアのまま4連固定のワンマン運転対応改造が施工された。
これにより,1300形および1350形のワンマン運転対応化が完了した。
+1310- | -1309- | -1362- | -1361+ | 2004年10月 |
2004年鉄道の日の記念イベントのひとつとして, また,10月16日ダイヤ改定でJR神戸線・JR京都線の新快速と快速が221系・223系に統一されて113系が撤退するため, 初代新快速の113系と初めて新快速用として登場した117系の,新快速としてのリバイバル運転が10月10日に行われました。
113系は「新快速」ヘッドマークが取り付けられ,117系は前面の「新快速」マークが117系登場時のもので表示されていました。 また,いずれも側面のJRマークが消されていました。
近年恒例となった鈴蘭台駅周辺の公園で開催される各種イベントと事前応募・参加者限定の北神急行電鉄谷上車庫見学会のほか, 神鉄トレインフェスティバルで初めて鈴蘭台車庫の見学会が開催されました。ただし,こちらは親子限定の事前応募・参加者限定です。
神戸市交通局ではこれまでにも事前申し込み・抽選による参加者限定で名谷車両基地・御崎車両基地の見学会などが開催されていましたが, 2004年10月3日(日)に名谷車両基地が初めて一般公開されました。