鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
キヤ191-キヤ190は2両1ユニットを組む気動車タイプの電気検測車で, キヤ191でATS・軌道回路・踏切制御など信号関係の状態を,キヤ190で架線の状態を,いずれも走行しながら検測します。 国鉄型特急”電車”に似た姿をしていますが,非電化区間の検測もできる気動車ですが,気動車でありながらパンタグラフを検測用として装備しています。
加古川駅付近の高架化工事が進められてきましたが,まずはJR神戸線の下り線が2003年5月12日から,上り線が同年5月26日から,高架線になりました。
下り線が高架線に移ってから上り線が高架に移るまでの2週間は加古川での折り返しができなかったため,
この移行期間中は加古川折り返し列車は隣の宝殿まで回送されての折り返しとなりました。
昼間の快速は上り加古川発のダイヤを変更。
所定では快速が加古川を新快速の前に発車し,
東加古川にて快速が新快速を退避しますが,
移行期間中は快速(宝殿から加古川まで回送)が宝殿出発時から新快速の後を追う形とすることで
運用の変更をせずに宝殿回送折り返しを実現しています。
平日朝ラッシュ時の加古川折り返し普通電車は運用変更され,宝殿まで回送・折り返しとなっていました。
写真右上:高架化された上り線を通過するEF65-114単機(3864レ)
引き続いて加古川線の高架化とJR神戸線4番線新設の工事が2005年完成を目標に続けられます。
2003年5月から藍那トンネル付近で複線化線増用に新設されたトンネル付近のみ,軌道敷設工事が行われています。