鉄道摘記録 2002年10月

鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。

2002年10月27日

JR神戸線の列車 HANSHINひまわり号 運転

117系福知山色HANSHINひまわり号(2002年) 2002年10月27日に尼崎〜須磨(〜回送で西明石)で走った「HANSHINひまわり号」は専用ヘッドマークを取り付けた福知山色117系で運転されました。

写真<117系福知山色ひまわり号:2002/10/27 須磨>

2002/10/27

2002年10月22日

JR神戸線の団体臨時列車 14系リゾート車12両編成

14系リゾート&シュプール14系客車12連  宮原総合運転所の14系リゾート&シュプールは団体臨時列車に使用されることも多いのですが, 2002年10月12日には展望車オハフ15 200番台車を含み,最近としては珍しく?長編成の12両編成で運転されました。

写真はEF65 1134に牽引される14系リゾート&シュプール車12両編成(2002/10/22)

2002/11/10追加

2002年10月14日

JR西日本 「鉄道の日」記念 ジョイフルトレイン快速運転

 2002年10月14日には,鉄道の日を記念して3本のジョイフルトレインが大阪〜岡山を臨時快速として運転されました。3本ともそれぞれの車両用ヘッドマークを掲出。 さらにサロンカーなにわの牽引機はトワイライトエクスプレス色のEF81,ぴったりのコンビでした。

 岡山到着後には岡山電車区で展示会が開催され,同様に広島〜岡山を臨時快速として運転されたEF66+「旅路」,地元配置の「ユウユウサロン岡山」とともに, 多数のジョイフルトレインが勢揃いしました。

ヘッドマーク付EF81に牽引される「あすか」 ヘッドマーク付トワイライト色EF81に牽引される「サロンカーなにわ」 ヘッドマーク付EF65に牽引される「いきいきサロンきのくに」 展示会で並んだジョイフルトレイン車両牽引機関車
2002/10/17追加

2002年10月6日

JR神戸線の列車 甲種鉄道車両輸送〜JR東日本E3系〜

鷹取で待機中のJR東日本E3系  2002年12月1日の東北新幹線八戸延伸開業にともなうダイヤ改正で必要となるE3系(秋田への新幹線〜在来線直通の通称秋田新幹線「こまち」)が 川崎重工兵庫工場で製作され,2002年10月6日に甲種輸送されました。

 神戸港貨物駅機能の鷹取への移転の工事に伴い,2002年9月に鷹取上り待避線が電車線のそばに移ったため, 川重発の甲種輸送列車も鷹取に到着してから出発するまでホームからよく見える位置で待機しています。

甲種輸送されるJR東日本E3系<2002/10/06 鷹取>

2002/10/06追加

2002年10月5日〜10月20日

神戸電鉄ヘッドマーク 「ギャラリーDEトレイン」

 毎年秋に,交通安全運動に関連するポスターのコンクールがあり,その入選作品が神鉄の車内に展示されます。
 2002年は,前半の9月21日〜10月5日に幼稚園〜小学3年生の作品が5006Fに, 後半の10月5日〜10月20日に小学4年生〜中学3年生の作品が5010Fに展示されています。 なお,後半の5010Fには久しぶりに「ギャラリーDEトレイン」ヘッドマークが掲出されています。

ギャラリーDEトレイン ヘッドマークが取り付けられた5015×3 ギャラリーDEトレイン ヘッドマーク
2002/10/06追加

2002年10月5日

JR神戸線 ダイヤ改正(普通列車 運転パターン変更)

 2002年10月,JR神戸線と関連線区でもダイヤ変更があった。 今回の大きな変更点は,朝ラッシュ終了以降の上り普通列車の運転パターンの変更と, 昼間の快速の芦屋〜東灘(信)での外側線走行をやめてJR神戸線全区間で内側・電車線走行に戻したことである。 これにより快速普通の発着時刻が少しずつ変更になっている。
 これらの変更でいえるのは,車両運用と走行線路のシンプル化であろう。

普通列車の始終着駅変更により車両運用をシンプルに・・・
 これまで,朝ラッシュ終了以降の西明石発着の本線普通の京都方面始終着駅は,下りが京都発,上りは高槻行となっていた。 逆に新三田発着のJR宝塚線直通普通は,下りが高槻発,上りが京都行きとなっていた。 そのため,車両は,
西明石→高槻→新三田→京都→西明石
という広域にわたる運用パターンとなっていた。
 今回,上りと下りの始終着駅が整理され,西明石発着の本線普通は上下とも京都発着, 新三田発着のJR宝塚線直通普通は上下とも高槻発着となり,車両運用も
西明石→京都→西明石
新三田→高槻→新三田
となり,それぞれを往復するシンプルなものとなった。
 これは,一度ダイヤが乱れるとなかなか正常化しないことが何度も生じ,広域にわたる車両運用も正常化に時間を要する一因と考えられ, 今回,車両運用をシンプルにしたものとも考えられる。
 この変更に際しては,JR京都線での運転パターンを従来どおりとするために,JR神戸線の上りで 普通JR東西線直通JR宝塚線直通の スジが入れ換えられた。これにより上下で同一の退避・接続パターンとなった。
昼間の快速の全区間内側線走行・・・
 新快速終日130km/h運転化の際に, 芦屋〜東灘(信)で快速が外側線を走行, 芦屋で普通快速を同時発着させて退避時間を短縮することにより 普通の所要時間を短縮し, 大阪・芦屋・三ノ宮の各駅で新快速普通の相互接続を維持したためである。
 今回,快速普通の運転時分短縮を図ることにより 快速を全区間で内側線走行としながらも 大阪・芦屋・三ノ宮の各駅で新快速普通の相互接続を維持した。

2002年   鉄道摘記録   神戸鉄道資料館