鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。
7月1日から電車化されるため,キハ35での運転日が残り少なくなった2001年6月26日の夕方から「さよならキハ35」のヘッドマークが装着されました。
写真は2001年6月27日兵庫〜和田岬
神ホシ所属となった103系スカイブルー6両編成による試運転が2001年6月23日から行われています。
普段は昼間に列車が走らないこの線区では近道代わりに線路に立ち入っていることも少なくないため,試運転時には踏切などに監視者を配置していました。 速度向上試験も行われて最高85km/hまでの走行試験が行われたようです。
写真は2001年6月23日兵庫〜和田岬
久しぶりの大規模なダイヤが改正された。概要は次のとおり・・・
粟生線恵比須〜粟生の各駅ホームの延伸工事などが完成し,いよいよ4両編成による新開地〜粟生の直通列車が運転されることになった。
これまでは,この区間には3両編成しか入れないため,ラッシュ時は志染にて2両増結・解放することで新開地〜志染を5両編成とし,
ラッシュ時以外は志染にて双方向に折り返して乗客と乗務員が乗り換えることにより新開地〜志染を4両編成以上として,輸送力を確保してきたものである。
この結果,これまで志染以西では見られなかった3000系と5000系がこの区間で見られるようになった。
初日の6月23日は,新開地〜粟生直通列車に3000系が多く運用されてた。
なお,三木折返し列車は,三木での折返しで本線粟生方引上げ時に前後を踏切に挟まれるため,3連限定となっている。
ただし,深夜の三木止1本(翌朝そのまま下り初電に充当される列車)のみは4連である。
写真は3000系第1編成が新製されてから28年目にして初めて志染以西で営業運転する3000系<三木上の丸〜三木>
これまでの谷上駅は神鉄と北神急行をあわせて3面6線構造という大規模な駅で,
神鉄と北神急行の乗換えは,高架上にあるホームから一旦階段を下りて改札機を通った上で再度ホームにあがる必要があった。
今回,神鉄4番線を埋める形でホームを拡幅して北神急行5番線とを結び,神鉄上り線と北神急行とが同一ホームで乗換えが可能となった。
さらに平日ラッシュ時以外は下り列車も3番線に発着させて上下どちらも極力同一ホームで乗換えが可能になった。
これまでは5000系のみが4ノッチ運転が可能で,快速・特快速のみが5000系限定運用により谷上〜岡場で80km/h運転を行ってきた。
今回から全車両に4ノッチ対応改造が施され,谷上〜三田で全車両・全種別で80km/h運転が行われることになった。
これにより,三田線内の上下列車離合駅も変更され,ダイヤパターンが大きく変わった。
道場南口ではほとんど上下列車の離合がなくなり,上り列車だけでなく下り列車も直線側の2番線発着となった。
新開地方面から有馬温泉への直通列車はほとんどなくなり,日中はほとんど有馬口〜有馬温泉の折返し運転となっていたが,
このダイヤ改正から同区間の折返し列車はワンマン化された。
なお公園都市線では,これまで常時2編成により運転されていたが,今回から等間隔ダイヤとするため1運用増加している。
また,今回ワンマン化改造された2扉の1100形も公園都市線に入っている。
西鈴蘭台1・2番線は頭端式ホームで,新開地方面への折返し列車の発着に使用されていたが,西鈴蘭台折返し列車の多くは今回の改正で運転区間が延長された。 さらに,下り3番線からも上り方面への出発信号が設置されて3番線での折返しを可能とした。 これらによって,1・2番線はダイヤ改正当日から使用が停止され,その後,軌道・電気設備が撤去されていった。
西鈴蘭台折返し列車の減少にともない,鈴蘭台または西鈴蘭台始終着の列車しか停車しない菊水山の停車列車数も減少するため, 有馬温泉,志染,押部谷を始終着とする普通の一部が菊水山に停車するようになった。
基本的なダイヤに変更はないが,北神急行線内のダイヤがごく一部変更された。
谷上駅において神戸電鉄4番線を撤去のうえ3番線ホームを北神急行5番線まで拡幅し,
神戸電鉄と北神急行の乗換えが同一ホームで可能となった。
そこで,北神急行の発着を極力5番線にするために
北神急行線内のみで最大1分の変更が行われたものである。
なお,谷上5番線の神鉄側ホームは4番乗り場となっている。
写真は,神鉄4番線撤去のうえ3番線が拡幅されて,両側ホームとなった谷上5番線
一般公募された希望者を対象に試乗会が2001年6月17日(日)に開催されました。
10時頃から17時頃まで7〜8分間隔で運転される列車に三宮・花時計前から新長田までの片道を乗車。
各駅で停車し,車内放送で各駅の案内がありましたが,ドアは開かず乗り降りはできませんでした。