鉄道摘記録 2001年4月

鉄道の動きについて,さまざまな情報源から得られた情報を独断と偏見で選んで雑録します。

2001年ゴールデンウィーク

JR西日本 181系「はくと」運転

 智頭急行経由の特急として以前は定期列車であったキハ181系「はくと」は,現在は智頭急行HOT7000系「スーパーはくと」に置き換えられましたが, 臨時列車として多客時に運転されることがあります。

 2001年のゴールデンウイークは後藤車両所の国鉄色キハ181系3連をベースに,ピーク時には京都総合車両所はまかぜ色2両を増結した5連で運転されています。

「はくと」ヘッドマーク 181系混色「はくと」
2001/04/30更新

2001年4月

神戸電鉄 ワンマン対応と車両間転落防止幌設置(1000系列)

車両間転落防止対策ゴム凹凸タイプ  2001年6月23日のダイヤ改正時から,有馬口〜有馬温泉の折返し列車がワンマン運転になるとともに公園都市線運用が増加することから, 1150形と1100形の一部が川重兵庫工場にてワンマン運転対応改造が行われている。

 2001年2月14日〜15日に市場の作業場から川重へ向けて搬出された1152×3が2001年4月3日〜6日に搬入された。 川重での改造内容は1500形と同様のワンマン運転対応および1152の電気連結器付密連から密着自動連結器への変更,車両間転落防止対策改造など。 車両間転落防止対策改造は1120×4で取り付けられたものとは異なる神鉄では新タイプのものである。

 2001年4月9日〜11日に,市場の作業場から1102×3が川重兵庫工場へ向けて搬出され,2001年5月28日〜30日に戻ってきた。 川重での改造内容は,ワンマン運転対応と車両間転落防止対策改造など。

 つづいて2001年6月5日〜7日に1104×3が川重兵庫工場へ向けて搬出された。

cM T Mc 川重での改造期間
+1152--1251--1151+2001年2月〜2001年3月
cM T Mc
+1102--1201--1101+2001年4月〜2001年5月
cM T Mc
+1104--1202--1103+2001年6月〜
2001/04/30追加,2001/06/24更新

2001年4月〜

神戸電鉄 4ノッチ改造 開始

 従来から5000系は特快速などで4ノッチを使用できるようになっていたが,2001年6月からのスピードアップに備えて, 2001年4月から他形式車両も従来の3ノッチスイッチに代わって4ノッチスイッチを設置改造している。

2001年4月

神戸電鉄 1375の連解装備撤去

 2000年7月から2001年1月にかけて休車になっていた +1376-1375* は,1375の電気連結器撤去および密着自動連結器化されて,2001年4月に営業運用に復帰した。

cM2 M1c →→→ cM2 M1c
1375(2001年4月) +1376--1375* →→→ +1376--1375+

 まずは,同様に連解装備を撤去された +1356-1355+ を連結して4両編成で運用についた。
 1370形が4連になって三田線で走行するのは今回が初めてと思われる。(先頭車化前の1320形時代以来)

cM2 M1c cM2 M1c
+1376--1375++1356--1355+
2001/05/26追加

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