2017年3月25日ダイヤ変更から2020年3月13日までの車両の動きとダイヤに関連した話題を記録していきます。
「日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯」は毎年開催地を変えて行われているようです。 2019年の第52回大会は9月12日(木)〜15日(日)に兵庫県のチェリーヒルズゴルフクラブで開催され,期間中は神戸電鉄粟生線恵比須駅と会場の間で無料送迎バスが運行されました。
神鉄粟生線の通常ダイヤで昼間に恵比須駅を発着する列車は1時間に上下各1本ですが,大会期間中は昼間の志染折り返し列車を三木まで延長して運転 (平日:7往復 土曜日・日曜日:8往復 概ね1時間に1往復の延長運転), また,土曜日・日曜日には西鈴蘭台発新開地行上り1本が三木発に延長されています。
粟生線では過去のダイヤで昼間に三木折り返し定期列車が設定されていたことがありましたが,これに運用されていたのは3両編成のみでした。 (深夜に下り1本の三木行4両編成列車(翌朝そのまま下り初電に充当)が存在していたことはあります。)
今回の臨時延長運転では,昼間に一部の三木折り返し列車が4両編成で運転されています。
神戸電鉄では2019年9月10日から,明かり区間でも前照灯を終日点灯して運転するようになりました。
2016年から新造されている6500系の増備が進められています。
営業運用開始 | |||
+6506- | -6603- | -6505+ | 2018年2月 |
+6508- | -6604- | -6507+ | 2018年4月 |
+6510- | -6605- | -6509+ | 2019年2月 |
+6512- | -6606- | -6511+ | 2019年3月 |
+6514- | -6607- | -6513+ | 2020年3月 |
6500系第3編成6506Fが2017年12月18日から20日にかけて川重兵庫工場から搬入され,試運転等を経て2018年2月9日から営業運用に就いています。
営業運用開始直後の6506F
6500系第4編成6508Fは2018年2月27日から3月1日にかけて川重兵庫工場から搬入され,試運転等を経て2018年4月8日から営業運用に就いています。
2018年度も6500系が2編成増備され, 6500系第5編成6510Fが2019年1月30日から2月3日にかけて川重兵庫工場から搬入されて2月20日頃から営業運用に就き, 6500系第6編成6512Fが2019年2月12日から14日にかけて川重兵庫工場から搬入されて3月29日頃から営業運用に就いています。
営業運用開始した6510F
2019年度は6500系が1編成増備され, 6500系第7編成6514Fが2020年2月2日から4日にかけて川重兵庫工場から搬入され,試運転等を経て2020年3月10日から営業運用に就いています。
2016年5月頃から5002Fの両先頭車前照灯がLED灯に変更されていましたが,他の編成も同じタイプのLED前照灯に取替えが始まったようです。
2017年10月頃から2000系3両編成の前照灯がLEDに変更されているのが目撃されていたようです。
2000系 従来の前照灯(点灯状態)
2017年10月頃〜 LED灯化された2000系の前照灯(点灯状態)
2000系 従来の前照灯(消灯状態)
2017年10月頃〜 LED灯化された2000系の前照灯(消灯状態)
その後2019年1月頃から順次,2000系4両編成と5000系の他編成も前照灯がLEDに変更されているようです。
前照灯LED化は3000系にも及び,3016FがLED前照灯となっているのが2020年2月12日頃に目撃されています。
さらに1000系列も前照灯LED化が始まり,スプリンググリーンとシルバーグレーのメモリアルトレイン1152FがLED前照灯となっているのが2020年4月16日頃に目撃されています。
2017年8月19日に3000系が公園都市線を走りました。
公園都市線では通常はワンマン運転対応の3両編成で運行されており,現在は在籍する各系の3両編成が運用されています。(1000系列各形・2000系・6500系)
しかし,同線も4両編成の入線は可能で,沿線に大規模商業施設がオープンした2000年11月には輸送力増強のため5000系(4両編成)が数日間定期列車の運用に入ったことがあるほか, 毎年夏の企画列車ミステリートレインが公園都市線ウッディタウン中央駅を経由地として6000系(4両編成)が走る年もあります。
今回は貸切列車として3006Fが鈴蘭台から公園都市線ウッディタウン中央まで往復,復路では途中,道場南口の留置線で撮影会が行われたようです。
3000系はすべて4両編成のため,公園都市線を走るのは極めて珍しいことです。(おそらく初めて?)
毎年6月に女子ゴルフトーナメント「サントリーレディスオープン」が神戸近郊のゴルフ場で開催されています。 2006年から六甲国際ゴルフ倶楽部を会場としており,期間中は神戸電鉄粟生線木津駅と神戸電鉄有馬線・北神急行谷上駅から送迎バスが運行されています。
2012年のダイヤ変更で,昼間の粟生線列車の半数が急行となって木津駅に停車する列車が半減してからは,大会期間中は昼間の急行を木津駅に臨時停車させていました。
2017年のダイヤ変更で,昼間の粟生線列車の半数が西鈴蘭台行・発となり,木津駅を通る列車本数が半減して30分間隔となったため, 大会期間中は西鈴蘭台始終着列車の運転区間を延長して押部谷折り返しとする措置が取られました。
2017年は6月8日(木)から11日(日)まで開催され,5月15日発表の当初計画として, 平日は12時台までの下り6本・上り5本が, 土曜日・日曜日は,昼間の全ての西鈴蘭台始終着列車上下各10本が,押部谷始終着に臨時延長運転とすることを予告していました。
しかし,5月29日に宮里藍選手が引退会見を行ったことにより,同トーナメントに参加するのが最後となるため多くの観客が見込まれるためか, 平日も土曜日・日曜日と同数の延長運転に変更されています。 (6月1日変更時刻表発表)
延長運転により昼間の運用数が1本増となりますが,通常ダイヤで午前の下り西鈴蘭台行(平日2本目・休日1本目)の後は入庫する4連1本がそのまま押部谷折り返しに入り, 前記以外の通常の西鈴蘭台折り返し運用3連2本と合わせて計3本で運用されています。 なお,最後の下り押部谷行の折り返しは回送で鈴蘭台入庫,最後の上り押部谷発は鈴蘭台から回送された編成が充当されていました。 (通常ダイヤで最後の西鈴蘭台発に向けた回送の時刻変更・延長か?)
2018年はサントリーレディスオープンが6月7日(木)から10日(日)まで開催されました。
平日・土休日とも2017年に実施された臨時ダイヤと同じく昼間の全ての西鈴蘭台始終着列車上下各10本を押部谷始終着に臨時延長運転したほか, 土休日の朝に新開地発押部谷行臨時準急1本と新開地発鈴蘭台行の押部谷行への延長2本を追加しています。
2019年のサントリーレディスオープンは6月13日(木)から16日(日)まで開催され,神戸電鉄では2018年と同じ臨時ダイヤが実施されました。
2018年2月,3004Fが編成を解かれ,休車札を掲示されて鈴蘭台車庫に留置されているのが目撃されていました。 その後,順次部品取りが行われ,3104-3003が2018年4月22日の終列車後,3004-3103が5月6日の終列車後に鈴蘭台車庫から1376Fの牽引により市場駅作業場に回送され, その翌日にトレーラーに載せられて深夜に搬出されました。
2018年2月1日付で廃車となっています。
粟生線サポーターズくらぶ「くらぶの集い(第11回)」の案内の中で,2018年度で1122Fが役目を終えるとの記述があり,2018年3月17日に同くらぶの貸切列車として走行, 2018年3月末に運用を離脱し,編成を解かれて鈴蘭台車庫に留置されていました。
2019年4月17日深夜に1115とともに1122が,4月19日深夜に1211-1121が,1352-1351-1362-1361の牽引により市場に回送され,それぞれ翌晩にトレーラーにより廃車搬出されました。
1116Fはが2019年3月頃に運用を離脱した模様で, 2019年4月17日深夜に1122とともに1115が,4月18日深夜に1116-1208が,1352-1351-1362-1361の牽引により市場に回送され,それぞれ翌晩にトレーラーにより廃車搬出されました。
1120Fの運用離脱時期は不明ですが, 2019年5月15日深夜に1210-1119が,5月16日深夜に1120が,1352-1351-1362-1361の牽引により市場に回送され,それぞれ翌晩にトレーラーにより廃車搬出されました。
上記1100形3編成は,いずれも2019年3月31日付で廃車となっています。