2009年3月20日のダイヤ改正以後の車両の動きとダイヤに関連した話題を記録していきたいと思います。
2009年3月20日のダイヤ改正で5連運用が消滅したため余剰となり,見津車庫内で休車となっている車両のうち1064号車が2009年4月1日付で除籍されました。 (解体されず他の余剰車とともに見津車庫に留置されています。)
+1064+ | 2009年4月除籍 |
鈴蘭台車庫で休車になっていた1071号車と,見津車庫で休車および除籍となっていた車両,計5両が2010年4月上旬に見津車庫で解体されています。
+1071* | 鈴蘭台車庫で休車→見津車庫で解体 | |
+1062+ | +1072* | 見津車庫で休車→見津車庫で解体 |
+1064+ | +1073* | 見津車庫で休車・1064は除籍済み→見津車庫で解体 |
また同じく2009年3月20日ダイヤ改正で5連運用消滅により余剰となった1118×3も見津車庫内で休車となってましたが, 2011年4月8日深夜に一旦鈴蘭台車庫まで回送,4月22日深夜に1209-1118の2両のみ再度見津車庫に回送されて廃車解体。 1117は5月9日深夜に市場まで回送されて,引き取り先の企業(鉄道車両用機器も製造する「カコテクノス」小野工場)に向けて搬出されました。
*1118- | -1209- | -1117+ |
神鉄は近年の私鉄では珍しく電気機関車とホッパ車を保有して軌道用砕石輸送を行ってきましたが, 2010年にモーターカーが新造され,砕石輸送はこのモーターカーが担うようになり,デキ+ホッパは撤退, 2010年11月13日には有志によるチャーターで,鈴蘭台〜道場南口〜有馬口〜道場南口〜鈴蘭台〜押部谷〜鈴蘭台をフォトラン。 2011年4月8日の深夜に見津車庫に回送され,4月23日までに廃車解体されてしまいました。
連解運用に就いていた編成は,必要箇所が電気連結器付密着連結器の連解仕様に改造されていましたが, 連解運用および5連運用の減少・消滅にともない,ワンマン対応改造の際などに電気連結器が撤去されるとともに密着自動連結器に戻されていました。
最後まで5連運用に就いていて,ワンマン対応改造後も連解仕様のまま残っていた1108号車が,2010年秋に電気連結器撤去と密着自動連結器への取替えが行われました。 これにより,稼動中の車両で連解仕様が残るのは1110号車のみとなりました。
+1108- | -1204- | -1107+ |
同様に1110号車で2011年1月に電気連結器撤去と密着自動連結器への取替えが行われました。 これにより,稼動中の車両から連解仕様車が消滅しました。
+1110- | -1205- | -1109+ |
川重兵庫工場で新造され,2010年3月に搬入されていた6000系第2編成6004Fが同年4月1日頃から営業運用に入りました。
+6004- | -6103- | -6104- | -6003+ |
僅かに残っていた,扉部分が盛り上がって塗り分けられていた車両も,徐々に直線塗り分け塗装に塗り替えられていくとともに廃車も進み, 最後まで残っていた1504Fが2010年8月に塗り替えられたことにより,1000系列の扉部分強調塗装が消滅した。
+1114- | -1207- | -1113- | -1075+ | 2009年4月 |
+1152- | -1251- | -1151+ | 2009年12月 | |
+1504- | -1602- | -1503+ | 2010年8月 |
1120Fは,2009年3月ダイヤ改正まで粟生方に1071号車を連結した5連で運用されていましたが, 同改正で5連運用が消滅したため1071号車を解放して再び4連に戻されました。 そのまま入場し,2009年10月にワンマン対応化改造のうえ出場しました。 1116Fと同様,ドアチャイムが6000系と同じものになり,車内扉上にドア開閉予告灯が取り付けられ, 最近の入場車に施工されているドア部ステップのステンレス化も行われています。 また,神鉄で初めて試作的に取り付けられて他編成と異なるタイプだった車両間転落防止幌も他編成と同じタイプに変更されています。
+1120- | -1126- | -1210- | -1119+ | 2009年10月 |