1984年10月〜1988年4月の動き

 この間は,ダイヤの変化はほとんどなかったが,車両には新たな変化があった。

冷房改造車 登場!

cmc
+1076+
1985年3月
1984年に増備された1350形の基本編成側に連結されている車両
冷房電源は自車に持たず1350形から供給
有馬側の電気連結器付密着連結器も密着自動連結器に変更された。
cM2 M1c cM2 M1c cMc
+1360--1359**1358--1357++1076+
cM T Mc
*1120--1210--1119+
1986年6月
*1122--1211--1121+
1986年7月
*1118--1209--1117+
1987年4月
cM T Mc
*1114--1207--1113+
1987年6月
冷房改造第1号
冷房改造第1号 1076

塗装変更

裾にオレンジの帯を追加+車両番号が3000系同様に金色

cM T Mc
+1152- -1251--1151+
1984年11月
裾にもオレンジの帯追加金色の車両番号になったのは,結局この編成のみ

車番がゴールドに塗られた1152と一般的な車番の1107
車番がゴールドに塗られた1152×3 一般的な車番の1107

新塗装

新塗色 クリーム色をベース(3000系はアルミにクリアラッカー)に窓周りを真っ赤に!
それまで検査入場しても塗装されることが少なかったが,新塗色登場のころから工場入場周期延伸で工程に余裕ができたためか急速に塗替えが進められた。

*1112-1206-1111+
1986年 8月
+1306-1305*
1986年 9月
+1074*
1986年10月
*1114-1207-1113+
1986年10月
*1126-1213-1125+
1986年12月
+3008-3107-3108-3007+
1986年12月
+1304-1303*
1987年 1月
*1118-1209-1117+
1987年 6月
+1302-1301*
1987年 8月
*1116-1208-1115+
1987年 8月
+1062-1072*
1987年 9月
*1124-1212-1123+
1987年 9月
+1064-1073*
1987年10月
+1060-1071*
1987年10月
*1120-1210-1119+
1987年11月
+ 302- 313- 314- 301+
1987年12月
+1002-1001+
1988年 1月
+1052-1051+
1988年 2月
+1075*
1988年 2月
*1122-1211-1121+
1988年 2月

1050形・1070形の 2両半固定化

1050形奇数車と1071〜1073のパンタグラフ・コンプレッサを撤去し,2両半固定編成化。1050形奇数車と1071〜1073が単独走行不可に。

cMe eMc
+1056--1055+
1986年10月 1055のパンタグラフ・コンプレッサを撤去
+1058--1057+
1986年10月 1057のパンタグラフ・コンプレッサを撤去
+1052--1051+
1987年 2月 1051のパンタグラフ・コンプレッサを撤去
+1054--1053+
1987年 3月 1053のパンタグラフ・コンプレッサを撤去
cMe cMc
+1060--1071*
1986年10月 1071のパンタグラフ・コンプレッサを撤去
+1062--1072*
1986年12月 1072のパンタグラフ・コンプレッサを撤去
+1064--1073*
1987年 3月 1073のパンタグラフ・コンプレッサを撤去

車両新造

cM T Mc
+1154--1252--1153+
1987年3月 久しぶりの1150形 新造時から新塗装・冷房車
cM2 M1c
+1362--1361+
1987年4月

ダイヤ一部変更(1985年11月16日)

岡場駅付近高架化工事完成  工事中だった三田線岡場駅付近の高架化工事が完成したのに伴いダイヤが一部変更された。 変更内容は,記録してないので詳細不明だが,岡場駅の発着時刻が修正された程度で大きな変更はなかったように思う。
 なお,岡場駅付近の最終形は複線高架2面4線だが,このときの単線での1面2線高架化の後は数年間変化がなかった。

1面2線の高架化が完成した岡場駅

車両は・・・
cM2 M1c cMc
*1358--1357++1076*

連解4連運用の一時消滅

 この頃の編成記録を紛失してしまい,記憶のみに頼ると,いつの頃からか連解4連運用が連解5連運用になり,一時的にではあるが連解4連運用が消滅していたはずだ。 今から思うと +1362-1361+1154-1252-1153+ が増備された頃からと思われる。ただし,1988年4月のダイヤ改正では連解4連運用も復活した。

0000裾ライン入り +先頭部密着自動連結器
0000非冷房車 *電気連結器付密着連結器
0000冷房車 -密着自動連結器または半永久連結器

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