2003年6月 ダイヤ改正

2003年6月21日

準急小野行3000系4連  2003年6月21日,2年ぶりに,粟生線昼間の区間運転列車の運転区間延長を主としたダイヤ改正が行われた。

粟生線 昼間の運転区間延長
粟生線では昼間に新開地〜粟生の全線直通運転列車と新開地〜三木の区間運転列車が交互に運転されていたが, 今回から区間運転列車の折り返しが三木から小野に変更され,運転区間が延長された。 これにより,小野〜粟生 以外ではすべて15分間隔の運転頻度が確保された。 また,これまでの三木折り返し列車では3連のみとなっていたが,今回の小野延長では多くが4連となり,3連の列車が減少している。
昼間の列車種別変更
これまで上下とも粟生線列車で準急が多かったが, 今回から粟生線の下りは準急,上りが普通となり, 上りの種別が有馬・三田線と交換された。 しかしながら,上りは鈴蘭台で粟生線と有馬・三田線の両列車が相互接続するように調整され,粟生線からの速達性も従来どおり確保されている。
菊水山停車の削減
新開地〜鈴蘭台の区間列車が削減されたほか,今回から初めて同区間の普通列車でも菊水山に停車しないものが出現するなど,菊水山での乗車チャンスが減少している。
夜間のダイヤ変更
有馬線で夜間の急行が一部削減されたり,運転時刻の変更が行われている。
停止位置変更
両数によって停車位置が異なっていた一部の駅で,3連と4連の停車位置が統一された。
5連運用の減少
5両編成の列車がさらに減少し,5連は3運用に。基本編成3連が分割されて運用されることもなく,昼間は見津車庫などに留置されている。
2003-06-21
ダイヤパターン(代表的なパターンであり,異なるパターンの場合もあります。)
時間帯 有馬・三田・公園都市線 粟生線
朝ラッシュ
上り
16分ヘッド
特快速三田→新開地1本 急行粟生→新開地1本
普通岡場→新開地1本 準急志染→新開地1本
普通有馬温泉→新開地1本 普通押部谷→新開地1本
普通ウッディタウン中央−三田1本
昼間
上り
30分ヘッド
準急三田→新開地
有馬温泉接続
2本 普通粟生→新開地1本
普通三田→ウッディタウン中央2本 普通小野→新開地1本
昼間
下り
30分ヘッド
普通新開地→三田
有馬温泉接続
2本 準急新開地→粟生1本
普通ウッディタウン中央→三田2本 準急新開地→小野1本
夕ラッシュ
下り
30分ヘッド
急行新開地→三田1本 急行新開地→粟生1本
普通新開地→三田
有馬温泉行接続
1本 普通新開地→粟生1本
普通新開地→岡場1本 普通新開地→志染1本
普通新開地→有馬温泉1本
普通ウッディタウン中央−三田2本
備考
有馬温泉行接続:有馬口で有馬口〜有馬温泉 区間列車に接続
5両運転可能:新開地〜志染 4両運転可能:鈴蘭台〜有馬温泉・三田,志染−粟生
朝ラッシュ時ダイヤパターン
昼間ダイヤパターン
夕方ラッシュ時ダイヤパターン
列車種別と停車駅
2003-06-21
2003年6月23日の編成
←新開地
4連運用
cM2 M1 M2 M1c
+5002--5101--5102--5001+
+5004--5103--5104--5003+
+5006--5105--5106--5005+
+5008--5107--5108--5007+
+5010--5109--5110--5009+
+5012--5111--5112--5011+
+5014--5113--5114--5013+
+5016--5115--5116--5015+
+5018--5117--5118--5017+
+5020--5119--5120--5019+
cM T M Mc
+2008--2204--2104--2007+
+2010--2205--2105--2009+
cM2 M1 M2 M1c
+3002--3101--3102--3001+
+3004--3103--3104--3003+
+3006--3105--3106--3005+
+3008--3107--3108--3007+
+3010--3109--3110--3009+
+3012--3111--3112--3011+
+3014--3113--3114--3013+
+3016--3115--3116--3015+
+3018--3117--3118--3017+
cM T M Mc
+1116--1208--1125--1115+
cM M T Mc
+1120--1126--1210--1119+
cM T Mc oMc
+1154--1252--1153++1076+
cM2 M1c cM2 M1c
+1360--1359**1358--1357+
cM2 M1c cM2 M1c
+1376--1375++1354--1353*
cM2 M1c cM2 M1c
+1356--1355++1374--1373*
cM2 M1c cM2 M1c
+1310--1309++1362--1361*
cM T Mc cMc
*1118--1209--1117++1075+
27編成使用
←新開地
5連運用
cMe cMc cM T Mc
+1064--1073**1110--1205--1109+
cMe cMc cM T Mc
+1060--1071**1122--1211--1121+
+1062--1072**1124--1212--1123+
3編成使用(ラッシュ時のみ)
←新開地
三田→
3両運用

ワンマン
対応車
cM T Mc
+2002--2201--2001+
+2004--2202--2003+
+2006--2203--2005+
cM T Mc
+1152--1251--1151+
+1502--1601--1501+
+1504--1602--1503+
cM T Mc
+1102--1201--1101+
cM T Mc
+1104--1202--1103+
+1106--1203--1105+
cM T Mc
*1108--1204--1107+
ワンマン運用
  • 公園都市線・・・3編成
  • 有馬口〜有馬温泉・・・1編成
3連運用
  • 粟生線・・・3編成
  • 有馬線(新開地〜有馬温泉)・・・1編成
←新開地
予備
cM T Mc
*1112--1206--1111+
cM T Mc
*1114--1207--1113+
他に,上記の各運用から余った編成が予備・入場となる
改造中
cM2 M1o oMc
+1352--1351--1074+
cM2 M1c
+1372--1371*
鈴蘭台車庫にて改造中
編成数は朝ラッシュ時の使用数
0000非冷房車 +先頭部密着自動連結器
0000冷房車 *電気連結器付密着連結器
-密着自動連結器または半永久連結器
2003-06-23

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