1988年4月ダイヤ改正

1988年4月

 1988年4月2日に行われたダイヤ改正は,北神急行電鉄の開業に伴うもので, 神鉄でも特急の運転開始など大幅な改正である。 また,最高速度が60km/hから70km/hに向上され,到達時間の短縮が図られた。概要は次のとおり。

ダイヤパターン(代表的なパターンであり,異なるパターンの場合もあります。)
時間帯 有馬・三田線 粟生線
朝ラッシュ
上り
16分ヘッド
急行三田→道場南口乗換→新開地1本 準急粟生→新開地1本
普通有馬温泉→新開地1本 準急志染→新開地1本
普通谷上→新開地1本 普通西鈴蘭台→新開地1本
昼間
上下
60分ヘッド
準急新開地−道場南口乗換−三田
有馬温泉接続
2本 準急新開地−志染乗換−粟生2本
準急新開地−有馬温泉1本 普通新開地−西鈴蘭台2本
普通新開地−岡場1本 −−−−
普通新開地−谷上1本 −−−−
普通新開地−鈴蘭台2本
夕ラッシュ
下り
35分ヘッド
急行新開地→道場南口乗換→三田1本 急行新開地→粟生1本
準急新開地→道場南口乗換→三田
有馬温泉行接続
1本 準急新開地→粟生1本
普通新開地→有馬温泉2本 普通新開地→押部谷1本
−−−− 普通新開地→西鈴蘭台1本
備考
新開地→道場南口乗換→三田:新開地発道場南口行(4両)が道場南口発三田行(3両)に接続
有馬温泉行接続:有馬口で有馬口発有馬温泉行に接続
新開地→志染乗換→粟生:新開地発志染行(5両 or 4両)が志染発粟生行(3両)に接続
5両運転可能:新開地〜志染 4両運転可能:鈴蘭台〜有馬温泉・道場南口 他は3両
朝の粟生発は志染で2両 or 1両増結して5両 or 4両に
夕の粟生行は5両 or 4両から志染で2両 or 1両解放
昼間ダイヤの新開地〜鈴蘭台 区間列車はダイヤ図に未記載
昼間ダイヤパターン ラッシュ時ダイヤパターン 列車種別と停車駅
1988年4月2日調査時の編成
←新開地
4両
固定運用
cM2 M1 M2 M1c
+3002--3101--3102--3001+
+3004--3103--3104--3003+
+3006--3105--3106--3005+
+3010--3109--3110--3009+
+3012--3111--3112--3011+
cM2 M1 M2 M1c
+3008--3107--3108--3007+
cM2 M1 M2 M1c
+1352--1325--1326--1351+
cM2 M1c cM2 M1c
+1356--1355++1354--1353+
cM2 M1 M2 M1c
+1308--1323- -1324--1307+
+1310--1321--1322--1309+
cM2 M1o oM2 M1c
+302--313--314--301+
cM2 M1o oM2 M1c
+304--315--316--303+
cM2 M1c cMe cMc
+1002--1001++1060--1071*
cM2 M1c cMe eMc
+1004--1003+ +1056--1055+
cM2 M1c cM2 M1c
+1010--1009+ + 312-- 311*
15本使用
4両
連解運用
cMc cM T Mc
+1074**1114--1207--1113+
朝ラッシュに粟生線志染で1両増結  昼間も4両で運用
夕ラッシュに粟生線志染で1両解放
←新開地
5両
連解運用
cM2 M1c cM2 M1c cMc
+1360--1359* *1358--1357++1076+
cM2 M1c cM T Mc
+1302--1301**1116--1208--1115+
+1306--1305**1118--1209--1117+
+1304--1303**1122--1211--1121+
cMe cMc cM T Mc
+1062--1072**1126--1213--1125+
朝ラッシュ粟生線志染で2両増結
昼間は入庫または増結2両を車庫で開放して3両で運用
夕ラッシュ前から5両になり,夕ラッシュ粟生線志染で2両解放
5両
固定運用
cM2 M1c cM T Mc
+1362--1361++1154--1252--1153+
cMe eMc cM T Mc
+1054--1053+ +1102--1201--1101+
cM2 M1c cM T Mc
+1006--1005+ +1104--1202--1103+
+1008--1007++1108- -1204--1107+
cMe cMc cM T Mc
+1064--1073**1112--1206--1111+
朝ラッシュは全部5両
他の時間帯は5両または増結2両を車庫で解放して3両で運用
←新開地
3両
固定運用
cMe eMc cMc
+1052--1051++1075*
cM T Mc
+1152- -1251--1151+
cM T Mc
+1106--1203--1105+
+1110- -1205--1109+
cM T Mc
*1120--1210--1119+
cMo oM Mc
+861--802--801+
+862--804--803+
+863- -806--805+
+852--808--807+
+851--812--811+
800系は1000系とあわせて6本で限定運用
他に1000系3両3運用
←新開地
予備
入場中
cMe eMc
+1058--1057+
cM T Mc
*1124--1212--1123+
0000裾ライン入り +先頭部密着自動連結器
0000非冷房車 *電気連結器付密着連結器
0000冷房車 -密着自動連結器または半永久連結器
1998/12/23 記・2020/07/23 更新

車両とダイヤの歴史    神戸電鉄    神戸鉄道資料館