1981年のダイヤと編成

1981年6月

 この頃の神鉄車両の塗色は,現在と異なってシルバーグレーの車体(3000系はアルミ車体にクリアラッカー)に窓周りがオレンジでちょっと地味であり, また今よりシンプル塗り分けであった。冷房車も3000系24両と1350形 4両のみで冷房化率は38%だった。

 編成表のように,今と違って1050形および1070形は完全に1両単位で基本編成に増結する形で使用されており, 5両編成では同じ向きの先頭車が3両も連なるという気動車のような編成もよく見られた。

 800形は中間部の運転台機器が順次撤去されているところで,この年の秋にも +862+804-803+ の編成が改造された。

平日ダイヤパターン(代表的なパターンであり,異なる場合もあります。)
時間帯 有馬・三田線 粟生線
朝ラッシュ
上り
17分ヘッド
通勤急行三田→道場南口乗換→新開地1本 準急粟生→新開地1本
準急有馬温泉→新開地1本 普通志染→新開地1本
普通谷上→新開地1本 普通西鈴蘭台→新開地1本
昼間
下り
60分ヘッド
急行新開地→三田1本 −−−−
準急新開地→有馬温泉1本 準急新開地→粟生1本
準急新開地→道場南口乗換→三田
有馬温泉行接続
1本 普通新開地→志染乗換→粟生1本
普通新開地→谷上
1本は 新開地→岡場 の場合もあり
2本 普通新開地→西鈴蘭台2本
普通新開地→鈴蘭台2本
昼間
上り
60分ヘッド
急行三田→道場南口乗換→新開地1本 −−−−
準急有馬温泉→新開地
1本 準急粟生→新開地1本
準急有馬温泉発接続・三田→新開地1本 普通粟生→志染乗換→新開地1本
普通谷上→新開地
1本は 岡場→新開地 の場合もあり
2本 普通西鈴蘭台→新開地2本
普通鈴蘭台→新開地2本
夕ラッシュ
下り
35分ヘッド
通勤急行新開地→道場南口乗換→三田1本 通勤急行新開地→粟生1本
準急新開地→有馬温泉・三田行接続1本 準急新開地→粟生1本
普通新開地→有馬温泉1本 普通新開地→押部谷1本
−−−− 普通新開地→西鈴蘭台1本
備考
新開地→有馬温泉・三田行接続:新開地発有馬温泉行(4両)が有馬口で有馬口発三田行(3両)に接続
新開地→道場南口乗換→三田:新開地発道場南口行(4両)が道場南口発三田行(3両)に接続
有馬温泉行接続:有馬口で有馬口発有馬温泉行に接続
新開地→志染乗換→粟生:新開地発志染行(4両)が志染発粟生行(3両)に接続
5両運転可能:新開地〜志染(朝のみ運転) 4両運転可能:鈴蘭台〜有馬温泉・道場南口 他は3両のみ
朝の粟生発は志染で2両(1本のみ)または1両増結して5 or 4両に
夕の粟生行は4両から志染で1両解放
昼間ダイヤの新開地〜鈴蘭台 区間列車はダイヤ図に未記載
昼間ダイヤパターン ラッシュ時ダイヤパターン 列車種別と停車駅
1986年6月下旬の編成
←新開地
4両
固定運用
cM2 M1 M2 M1c
+3002--3101--3102--3001+
+3004--3103--3104--3003+
+3006--3105--3106--3005+
+3008--3107--3108--3007+
+3010--3109--3110--3009+
+3012--3111--3112--3011+
cM2 M1 M2 M1c
+1352--1325--1326--1351+
cM2 M1 M2 M1c
+1306--1323--1324--1305+
+1310--1321--1322--1309+
cM2 M1c cM2 M1c
+302--313++314--301+
+304--315++316--303+
cM2 M1c cM2 M1c
+1308--1307++1010--1009+
cMe cM T Mc
+1054++1152--1251--1151+
cMe cM T Mc
+1058++1108--1204--1107+
12本使用
4両
連解運用
cMc cM T Mc
+1074**1114--1207--1113+
+1075**1118--1209--1117+
+1076**1120--1210--1119+
+1071**1122--1211--1121+
+1073**1124--1212--1123+
+1072**1126--1213--1125+
5本使用
朝ラッシュに粟生線志染で1両増結
昼間は4両または車庫で増結車を解放して3両で運用
夕ラッシュ時4両にして志染で1両解放
←新開地
5両
連解運用
cM2 M1c cM T Mc
+1302--1301**1116--1208--1115+
朝ラッシュのみ粟生線志染で2両増結
他の時間帯は増結2両を車庫で解放して3両で運用
増結車単独で志染に回送
5両
固定運用
cM2 M1c cM T Mc
+1004--1003++1104--1202--1103+
cM2 M1c cM T Mc
+1002--1001++1106--1203--1105+
cMe cMe cM T Mc
+1056++1052++1110--1205--1109+
cMe eMc cM T Mc
+1062++1051++1112--1206--1111+
朝ラッシュのみ5両
他の時間帯は増結2両を車庫で解放して3両で運用
←新開地
3両
固定運用
cMe cM2 M1c
+1060++1304--1303*
cM2 M1c eMc
+312--311++1057+
cM2 M1c eMc
+1006--1005++1055+
+1008--1007++1053+
cMc cM Mc
+862++804--803+
+863++806--805+
cMo oM Mc
+861--802--801+
+852--808--807+
+851--812--811+
800系は1000系とあわせて6本で限定運用
他に1000系3連2運用
←新開地
予備
入場中
cMe
+1064+
cM T Mc
+1102--1201--1101+
0000裾ライン入り +先頭部密着自動連結器
0000非冷房車 *電気連結器付密着連結器
0000冷房車 -密着自動連結器または半永久連結器
1998/10/18 記・2020/07/23 更新

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