225系

225系

225系(概要)

225系 編成パターン

概要

 225系は近郊型223系の後継車両で,先頭部の構造を強化するとともに衝突時の衝撃を上部に誘導・吸収する構造とし、車体強度を高め, 客室内の吊り手や手すりを改善して安全性の向上が図られている。

 営業運用開始は2010年12月1日で,この時点では0番代と5000番代が登場。

 0番代は最高速度130km/h,2列・2列シートで, まずは,JR神戸線,JR京都線,山陽線,赤穂線,琵琶湖線,北陸線,湖西線,草津線の上郡・播州赤穂〜敦賀・柘植で運用。 2012年3月に一部は6000番代(120km/h限定)化されたうえで,福知山線でも運用開始。

 5000番代は最高速度120km/h、223系0番代および2500番代と同様, 2列・1列シートで阪和線,関西空港線,紀勢線,大阪環状線,梅田貨物線の新大阪・大阪〜周参見・関西空港で運用される。

 基本的に223系と共通運用で,223系との併結も行われている。

 M・Tの構成は321系以降のJR西日本の0.5M車を基本とするシステムとなっている。 すなわち,M車系車両は2台車のうち片台車のみ主電動機付のM軸,もう一方の台車は付随軸として 0.5M 0.5T の構成となっている。 SIVは全M車系車両に搭載,パンタグラフはシングルアーム式でクモハ225とモハ225,コンプレッサはクモハ225とモハ225のM5車(500番代)以外に搭載されている。

 車内には液晶画面による案内表示装置が天井に設置されている。


2011/03/20作成,2012/03/17更新

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