阪急グループ能勢電鉄車両PRヘッドマーク

5100系デビュー記念 5100Series DEBUT

 阪急宝塚線で運用されてきた5100系5136×4+5138×4は,2014年7月に阪急としては廃車となり能勢電鉄に移籍, 阪神尼崎にある阪神車両メンテナンスでワンマン対応など能勢電向けの改造が行われた後,能勢電鉄に入線しています。

 改造に向けての阪神車両メンテナンスへの回送では,阪急神戸線〜神戸高速新開地〜阪神本線尼崎のルートをすべて自力走行し,新聞一般紙でも話題として取り上げられました。

 能勢電鉄では試運転が行われた後,2015年3月15日(日)に事前募集の試乗会が行われ,翌3月16日(月)から営業運転を開始しています。

2編成のうち5136×4Rには 5100Series DEBUT ヘッドマークが掲出されています。

5100Series DEBUTヘッドマークを掲出する5100系5136×4R(5137号車)
5100Series DEBUTヘッドマーク(5137号車) 5100Series DEBUTヘッドマーク(5136号車)
5100Series DEBUTヘッドマークを掲出する5100系5136×4R(5136号車)

 ヘッドマークは前後で異なったものとなっており,そのヘッドマークを掲出している車両が描かれています。

2015/04/04 記

のせでん の新しい仲間

 阪急電鉄宝塚線と能勢電鉄の川西能勢口駅が高架化された後,両線が接続され, 1997年11月17日から阪急梅田〜能勢電鉄日生中央を直通する特急日生エクスプレスが平日朝夕ラッシュ時に運転されています。 (朝:梅田行/夕:日生中央行 行楽シーズン休日に臨時運行あり)

 特急日生エクスプレスは運行開始以来,阪急宝塚線に所属する8000系と6000系の8両編成が使用され,阪急から能勢電へ片乗り入れの形態となっていました。 (朝の大部分は川西能勢口で2両増結して阪急線内10両編成で運転。)

 2014年7月に能勢乗り入れ対応の阪急6000系6002×8Rを阪急で廃車とし,これを能勢電鉄が譲り受ける形で移籍,2014年8月1日から能勢電鉄車両として運用されています。 ただし,現在の能勢線内列車は4両編成を基本に一部区間の折返し列車が2両編成で運行されているため, 6002×8Rは阪急在籍時と同様,阪急の運用に組み込まれており,能勢電鉄線で走るのは阪急の能勢電乗入れ運用中の日生エクスプレスのみ, 休日ダイヤでは阪急宝塚線で他の阪急車両と同様に運用されている模様です。

 6002×8Rは,それまでの阪急電鉄のコーポレートマークが「のせでん」コーポレートシンボルに代わったほかは移籍後も内外装ともに変化はありませんが, 能勢電鉄に移籍したのをPRするヘッドマークが能勢電鉄車両としての運用開始初日から掲出されています。

のせでんの新しい仲間ヘッドマークを掲出した6000系6002×8R(6002号車)
のせでんの新しい仲間ヘッドマーク(6002号車) のせでんの新しい仲間ヘッドマーク(6102号車)
のせでんの新しい仲間ヘッドマークを掲出した6000系6002×8R(6102号車)

 ヘッドマークは前後で異なったものとなっており, そのヘッドマークを掲出している車両が日生エクスプレスとして能勢電線内で走る場面で先頭となる行先を表示した写真が配されています。

2014/10/13 記

2014/10/13 新設
ヘッドマーク   阪急   神戸鉄道資料館