阪急のヘッドマーク

臨時列車

2019年 春 〜

 2019年1月19日に京都線のダイヤが変更されました。 休日ダイヤでは梅田〜河原町の快速特急が増発され,新たに行楽列車用として改装された「京とれいん雅洛」7006×6Rが2019年3月23日から運行されています。

 春と秋の行楽シーズン臨時ダイヤも変更され,嵐山直通臨時列車は休日の高速神戸・宝塚・天下茶屋・河原町の各駅と嵐山を直通する列車が消滅し, 大阪梅田〜嵐山の「さがの」のみ3往復となりました。

 嵐山直通臨時列車に掲出される愛称ヘッドマークも,2019年春からデザインが変更された「さがの」のみとなりましたが,春と秋でそれぞれの季節に相応しいデザインとなっています。 昼間の間合い運用で嵐山線内(桂〜嵐山)普通で運転される際もヘッドマークを掲出したままです。

「さがの」(秋) 間合い運用 桂〜嵐山 線内折り返し普通
2019年秋「さがの」 阪急8310×6R 2019年秋「さがの」ヘッドマーク

「さがの」(春)梅田〜嵐山
2019年春「さがの」 阪急7321×6R 2019年春「さがの」 ヘッドマーク

 2019年の春は3月30日から4月7日の桜のシーズンの休日ダイヤの日と4月27日から5月6日までのゴールデンウィーク10連休に, 秋は紅葉シーズンの11月16日から24日の休日ダイヤの日に,下記の列車が運行されました。

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 愛称HM 車両
快速特急 大阪梅田 京都線〜嵐山線 嵐山 大阪梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 3往復 さがの 7300系または8300系6連3編成

 なお,嵐山線内折り返し普通列車は通常6300系4連ですが,臨時列車運転期間は早朝・夜間を除いて7300系または8300系の6連2編成が運用されています。 そのため,この期間の7300系または8300系の6連は計5運用となり,2018年までより1運用増えています。

 また,2019年の春は桜のシーズンの3月26日から4月4日,秋は紅葉シーズンの11月19日から28日,いずれも平日の内の火曜日〜木曜日に下記の列車が運行されました。 (月曜日に正雀車庫から西宮車庫,金曜日に西宮車庫から正雀車庫に7006×6R「京とれいん雅洛」編成を回送。)

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 愛称HM 車両
直通特急 西宮北口 神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 西宮北口〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 京とれいん雅洛 7006×6R「京とれいん雅洛」編成
2019/05/12 記・2019/11/24 追記

 2020年も3月から5月の春の行楽シーズンに同じダイヤで臨時列車が運行される予定でした。 (3月28日から4月5日の桜のシーズン休日ダイヤの日と5月2日から5月5日までのゴールデンウィーク・3月24日から4月2日の火曜日〜木曜日) しかし,新型コロナウイルスの感染予防対策のため取り止めとなりました。

2020/04/12 記

2018年 春・秋

 2018年以降も2011年秋の臨時ダイヤと同様,春・秋に嵐山直通臨時列車が運転されていますが, 同年から平日は運転区間が短縮されています。

 春は概ね3月下旬から5月上旬までの土曜・休日に,秋は概ね11月中の土曜・休日に,下記の列車が運行されます。

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 愛称HM 車両
直通特急 宝塚 今津線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 とげつ 7000系6連1編成
直通特急 高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 あたご 7000系6連1編成(あたご),8300系6連3編成(おぐら2編成,さがの)
快速特急 梅田 京都線〜嵐山線 嵐山 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 1往復 さがの
快速特急 河原町 京都線〜嵐山線 嵐山 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 嵐山行3本・河原町行7本 おぐら,さがの,あたご
直通特急 天下茶屋 大阪市交堺筋線〜千里線〜京都線〜嵐山線 嵐山 天下茶屋・日本橋・天神橋筋六丁目・淡路・桂と嵐山線各駅 1往復 ほづ 8300系6連1編成

 また,行楽シーズンピーク期の平日5日間には次の列車が運行されます。

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 愛称HM 車両
直通特急 西宮北口 神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 西宮北口〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 あたご 7000系6連1編成
2018/04/14 記・2019/05/12 追記

2012年〜2017年

 2012年以降も2011年秋の臨時ダイヤと同様,春・秋に嵐山直通臨時列車が運転されています。

 春は3月下旬から5月上旬までの土曜・休日に,秋は概ね11月中の土曜・休日に,下記の列車が運行されます。

 臨時列車運転日の昼間は,「おぐら」・「さがの」各1編成により嵐山線の普通列車が運転されています。

 なお,2015年から2017年まで「さがの」運用に京都名所旧跡ラッピング車「古都」が, 2016年から2017年まで「あたご」運用に神戸線観光スポットラッピング車「爽風」が充当されました。

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 愛称HM 車両
直通特急 宝塚 今津線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 とげつ 7000系6連1編成
直通特急 高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 あたご 7000系6連1編成(あたご),8300系6連3編成(おぐら2編成,さがの)
快速特急 梅田 京都線〜嵐山線 嵐山 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 1往復 さがの
快速特急 河原町 京都線〜嵐山線 嵐山 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 嵐山行3本・河原町行7本 おぐら,さがの,あたご
直通特急 天下茶屋 大阪市交堺筋線〜千里線〜京都線〜嵐山線 嵐山 天下茶屋・日本橋・天神橋筋六丁目・淡路・桂と嵐山線各駅 1往復 ほづ 8300系6連1編成
特急 日生中央 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 梅田 定期列車と同じ 梅田行2本 - 8000系または6000系8連2編成

 4月下旬につるやオープンゴルフトーナメントが開催される日の土曜・休日には, 臨時特急日生エクスプレス梅田発日生中央行も2本運行されました。(2014年まで)

 また,臨時特急日生エクスプレス日生中央発梅田行も2本は2015年春までの運転でした。

 また,行楽シーズンピーク期の平日5日間には次の列車が運行されます。

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 愛称HM 車両
直通特急 高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 あたご 7000系6連1編成
2012/04/03 記,2018/04/14 最終更新

2011年 秋

 2011年秋の嵐山直通臨時列車は同年5月の京都線休日ダイヤ改正後の臨時ダイヤと運転本数および区間は同じですが, 車両運用の変更と新たなヘッドマーク掲出がありました。

 前回は天下茶屋〜嵐山の直通特急は大阪市交66系により運行されましたが,今回は阪急8300系となり,新たに愛称ヘッドマーク「ほづ」が掲出されています。 この列車に運用される編成は,昼間は嵐山駅に留置されています。

 また,高速神戸発の「あたご」編成は,嵐山到着後,河原町行快速特急に充当されるようになり,河原町まで7000系が乗り入れています。 これにより,嵐山〜河原町の快速特急には「おぐら」,「さがの」,「あたご」の3種類が存在することになりました。

新規ヘッドマーク 「ほづ」天下茶屋〜嵐山
「ほづ」8311×6R 「ほづ」ヘッドマーク

「あたご」高速神戸〜嵐山,新たに 嵐山→河原町
「あたご」7023×6R 「あたご」ヘッドマーク

 11月3日から27日の土曜・休日に次の列車が運行されます。

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 愛称HM 車両
直通特急 宝塚 今津線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 とげつ 7000系6連1編成
直通特急 高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 あたご 7000系6連1編成(あたご),8300系6連3編成(おぐら2編成,さがの)
快速特急 梅田 京都線〜嵐山線 嵐山 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 1往復 さがの
快速特急 河原町 京都線〜嵐山線 嵐山 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 嵐山行3本・河原町行7本 おぐら,さがの,あたご
直通特急 天下茶屋 大阪市交堺筋線〜千里線〜京都線〜嵐山線 嵐山 天下茶屋・日本橋・天神橋筋六丁目・淡路・桂と嵐山線各駅 1往復 ほづ 8300系6連1編成
特急 日生中央 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 梅田 定期列車と同じ 梅田行2本 - 8000系または6000系8連2編成

 また,11月21日から25日の平日には次の列車が運行されます。

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 愛称HM 車両
直通特急 高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 あたご 7000系6連1編成
2011/11/15 記

2011年 春

 2011年春の行楽シーズンには,3月19日から5月8日までの土・休日は前年の春・秋と同様のパターンで,ヘッドマークなしの直通臨時列車が運行されましたが, 5月14日に阪急京都線と大阪市交堺筋線の土・休日ダイヤが改正されて臨時列車の運行パターンも変更され, 5月14日と15日に愛称ヘッドマーク付き直通臨時列車と大阪市交車両による直通臨時列車が運行されました。

3月19日(土)〜5月8日(日)

 この期間の土・休日はヘッドマークなしで直通臨時列車が運行されましたが, 梅田〜嵐山の快速特急の6300系による運転には6354×6R「京とれいん」編成が充当されました。

6354×6R「京とれいん」による快速特急
6354×6R京とれいんによる快速特急
種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 車両
直通特急 高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は十三・淡路・桂,嵐山線は各駅 1往復 7000系6連
直通特急 宝塚 今津線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は十三・淡路・桂,嵐山線は各駅 1往復 7000系6連
快速特急 梅田 京都線〜嵐山線 嵐山 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 3往復 8300系6連,6300系6連
快速特急 河原町 京都線〜嵐山線 嵐山 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 嵐山行4本・河原町行8本 8300系6連
特急 日生中央 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 梅田 定期列車と同じ 梅田行2本 8000系または6000系8連

 4月23日(土)・24日(日)には,つるやオープンゴルフトーナメント開催に合わせて, ヘッドマークを掲出した臨時特急日生エクスプレス梅田発日生中央行2本が運行されました。

5月14日(土)〜5月15日(日)

 阪急京都線と大阪市交堺筋線の土・休日ダイヤ改正後の2日間は,快速特急の運行本数が減少しましたが, 新たに天下茶屋〜嵐山で大阪市交66系による直通特急が1往復運行されています。

 今回から阪急の車両による嵐山直通臨時列車には愛称ヘッドマークが掲出されています。 愛称は嵐山の名所・地名にちなんだ名前が付けられおり,間合い運用でもヘッドマークを掲出したままで, 桂〜嵐山の普通でもヘッドマークを付けたまま運用されたほか,「さがの」は梅田〜嵐山のほか河原町〜嵐山でも運行されました。

「あたご」高速神戸〜嵐山
「あたご」7023×6R 「あたご」ヘッドマーク

「とげつ」宝塚〜嵐山
「とげつ」7017×6R 「とげつ」ヘッドマーク

「さがの」梅田〜嵐山 河原町〜嵐山
「さがの」8310×6R 「さがの」ヘッドマーク

「おぐら」河原町〜嵐山
「おぐら」8313×6R 「おぐら」ヘッドマーク

大阪市交66系直通特急
大阪市交66607×6R直通特急 直通特急ヘッドマーク

 なお,6354×6R「京とれいん」編成は,土・休日に定期の快速特急として梅田〜河原町で4往復運行されています。

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 愛称HM 車両
直通特急 高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 あたご 7000系6連1編成
直通特急 宝塚 今津線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は快速特急と同じ,嵐山線は各駅 1往復 とげつ 7000系6連1編成
快速特急 梅田 京都線〜嵐山線 嵐山 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 1往復 さがの 8300系6連4編成
快速特急 河原町 京都線〜嵐山線 嵐山 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 嵐山行3本・河原町行7本 おぐら,さがの
直通特急 天下茶屋 大阪市交堺筋線〜千里線〜京都線〜嵐山線 嵐山 天下茶屋・日本橋・天神橋筋六丁目・淡路・桂と嵐山線各駅 1往復 直通特急 大阪市交66系6連1編成
特急 日生中央 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 梅田 定期列車と同じ 梅田行2本 - 8000系または6000系8連2編成
2011/05/22 記

2010年 春・秋 〜(各線直通臨時列車)

 2010年春の行楽シーズンに阪急の複数線区を直通する臨時列車の運行日は4月29日から5月9日までの土・日・祝日となり, 高速神戸・宝塚・梅田・河原町から嵐山への直通臨時と日生エクスプレスが運行されるようになりました。

 これまで,嵐山直通は種別を「臨時」としていましたが, 今回から,高速神戸と宝塚から嵐山への列車には「直通特急」という新しい種別が設定され,梅田と河原町から嵐山への列車には「快速特急」が復活設定されました。 新種別に対応した種別表示幕が準備され,「臨時」ヘッドマークは掲出されませんでした。

 使用車両は,定期運用から引退していた6350×8Rから中間車2両を抜いて6350×6Rとして梅田〜嵐山の快速特急に運用されたほかは, 通常は増結2連と固定的に組んで8連で運用されている7300系,8300系,7000系の6連が単独で使用されています。 また,今シーズンの運転日を通して各編成とも同じ運用に充当されました。

復活した6300系快速特急
復活した6300系快速特急

新種別の直通特急
新種別の直通特急

種別 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 車両
直通特急 高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は十三・淡路・桂,嵐山線は各駅 1往復 7014×6R
直通特急 宝塚 今津線〜神戸線〜京都線〜嵐山線 嵐山 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は十三・淡路・桂,嵐山線は各駅 1往復 7017×6R
快速特急 梅田 京都線〜嵐山線 嵐山 梅田・十三・淡路・桂と嵐山線各駅 3往復 7307×6R,6350×6R,8312×6R
快速特急 河原町 京都線〜嵐山線 嵐山 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 嵐山行4本・河原町行8本 7307×6R,8304×6R,8314×6R
特急 日生中央 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 梅田 定期列車と同じ 梅田行2本 8000系または6000系8連
2010/05/12 記

 2010年秋の行楽シーズンも同様に直通臨時列車が運行されていますが,ヘッドマークは掲出されていません。

 また,これまで臨時運行されていた「いい古都エクスプレス」の運転もなくなりました。

2010/11/06 記

2009年 秋 (各線直通臨時列車)

 2009年秋の行楽シーズンに阪急の複数線区を直通する臨時列車の運行日は,10月31日(土)から11月15日(日)までの土・日・祝日と, 11月16日(月)から11月27日(金)までの平日になり, 平日だけではなく,土・日・祝日にも高速神戸・宝塚・河原町から嵐山への直通臨時が運行されるようになりました。 春と異なり,運転区間と運転日が整理されています。

今回初登場の今津線経由直通臨時列車。「今津線経由」の表記が加わってます。
「宝塚〜嵐山 臨時 今津線経由」ヘッドマークが取り付けられた7023×6R 「宝塚〜嵐山 臨時 今津線経由」ヘッドマーク

 2008年秋と2009年春は十三駅9号線(引上げ線)が工事の関係で使用停止となっており, 梅田と中津の間に設置された神戸線〜宝塚線の渡り線を使用して転線する必要があるため, 神戸線・宝塚線と京都線に跨る直通列車を運転する場合,一旦,梅田まで行く必要がありました。 しかし,2009年秋には9号線が復活しており,直通列車も十三駅9号線(引上げ線)で折返し・転線できるようになり,到達時間が短縮されています。

土・日・祝日(10月31日(土)〜11月15日(日))

 期間中の土・日・祝日には次の列車が運行されます。

経路 乗降扱い停車駅 運行本数 車両
高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜(十三)〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は十三と桂のみ,嵐山線は各駅 1往復 7000系6連(初日7017×6R)
宝塚 今津線〜神戸線〜(十三)〜京都線〜嵐山線 嵐山 宝塚〜十三は準急と同じ,京都線は十三と桂のみ,嵐山線は各駅 1往復 7000系6連(初日7023×6R)
河原町 京都線〜嵐山線 嵐山 河原町・烏丸・桂と嵐山線各駅 嵐山行2本・河原町行7本 8300系6連
日生中央 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 梅田 定期列車と同じ 梅田行2本 8000系または6000系8連

平日(11月16日(月)〜11月27日(金))

 期間中の平日には次の列車が運行されます。

経路 乗降扱い停車駅 運行本数 車両
高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜(十三)〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸〜十三は快速急行と同じ,京都線は十三と桂のみ,嵐山線は各駅 1往復 7000系6連
2009/10/31 記

2009年 春 (各線直通臨時列車)

 2009年4月13日(月)から26日(日)まで,阪急では複数線区にまたがる直通臨時列車が運転されました。 これは2008年11月に運転された神戸線西宮北口〜京都線〜嵐山線嵐山を直通する臨時列車に続いて,嵐山へ向かう直通臨時列車の出発地を日替わりで変更したほか, 梅田〜箕面の直通臨時,平日ラッシュ時に運転されている特急日生エクスプレスを休日に運転するなど,バラエティに富んだものになっています。

「高速神戸〜嵐山 臨時」ヘッドマークが取り付けられた7017×6R 「高速神戸〜嵐山 臨時」ヘッドマーク

運転期間,区間は次のとおりですが,嵐山直通については停車駅が2008年11月運転時より絞られ,嵐山線内の各駅のほかは,各列車の始発または終着駅のみか, プラス1駅のみとなっています。

運転日 経路 乗降扱い停車駅 運行本数 車両
4月13日(月)〜15日(水) 川西能勢口 宝塚線〜(梅田)〜京都線〜嵐山線 嵐山 川西能勢口と嵐山線各駅のみ 1往復 7017×6R
4月16日(木)〜17日(金) 豊中 宝塚線〜(梅田)〜京都線〜嵐山線 嵐山 豊中と嵐山線各駅のみ 1往復 7017×6R
4月18日(土)〜19日(日) 日生中央 能勢電鉄→(特急日生エクスプレス)→宝塚線 梅田 定期列車と同じ 上り2本 8000系8連
4月18日(土)〜19日(日) 梅田 宝塚線→箕面線 箕面 梅田,十三,石橋,箕面 下り2本 8000系8連
4月20日(月)〜21日(火) 高速神戸 神戸高速線〜神戸線〜(梅田)〜京都線〜嵐山線 嵐山 高速神戸と三宮と嵐山線各駅のみ 1往復 7017×6R
4月22日(水)〜24日(金) 西宮北口 神戸線〜(梅田)〜京都線〜嵐山線 嵐山 西宮北口と嵐山線各駅のみ 1往復 7017×6R
4月25日(土)〜26日(日) 日生中央 能勢電鉄〜(特急日生エクスプレス)〜宝塚線 梅田 定期列車と同じ 2往復 8000系8連
4月25日(土)〜26日(日) 梅田 宝塚線→箕面線 箕面 梅田,十三,石橋,箕面 下り2本 8000系8連

 このうち,嵐山への直通臨時は,いずれの日も神戸線7017×6Rが使用され,かつての運行標識のような文字のみのシンプルなものながらヘッドマークが掲出されました。 また,ヘッドマークのほか,側面にも運転区間が標記されたステッカーが貼られるとともに,車内の扉上部の停車駅案内も専用のものが掲出されており, この期間の7017×6Rは臨時列車専用の運用となりました。

 特急日生エクスプレスは梅田到着後,折返し箕面への直通臨時に充当され,車両は宝塚線8000系8連が使用されましたが, こちらは臨時ヘッドマークとステッカーはありません。

 なお,5月2日(土)〜6日(休)の連休には,京都線河原町〜嵐山線嵐山の直通臨時が, 5月16日〜24日の土曜・日曜には大阪市営地下鉄堺筋線天下茶屋〜千里線〜京都線〜嵐山線嵐山の直通臨時が運転されることになっています。 (5月23日と24日の天下茶屋〜嵐山の直通臨時は,新型インフルエンザ発生のため,運転は中止になりました。)

2009/04/25 記,2009/05/24 追記

2008年 秋 (西宮北口〜嵐山 直通臨時列車)

 2008年11月17日(月)から21日(金)まで,西宮北口〜嵐山の神戸線〜京都線〜嵐山線を直通する臨時列車が各日1往復運行されました。 使用された車両はいずれの日も神戸線7017×6Rで,かつての運行標識のような文字のみのシンプルなものながらヘッドマークが掲出されました。

「西宮北口〜嵐山 臨時」ヘッドマークが取り付けられた7017×6R 「西宮北口〜嵐山 臨時」ヘッドマーク

 ヘッドマークのほか,側面にも「臨時 西宮北口←→嵐山」と標記されたステッカーが貼られるとともに,車内の扉上部の停車駅案内も専用のものが掲出されており, この週の7017Fは臨時列車専用の運用となりました。

 この臨時列車の運行形態は,西宮北口から十三まで各駅に停車し,十三駅9号線(引上げ線)が工事の関係で使用停止中のため, そのまま梅田方面へ向かって中津・梅田間の神戸線〜宝塚線の渡り線で梅田駅宝塚線ホームに到着。 梅田では乗降扱いをせずに折り返し出発し,十三の宝塚線〜京都線の渡り線で京都線に入り,桂までノンストップで京都線を走行。 桂から嵐山まで嵐山線内各駅に停車しています。 復路も往路の逆ルートで十三では神戸線ホームでのみの乗降扱い,復路のみ園田で後続の特急を退避します。

2008/11/23 記

いい古都エクスプレス(秋)

 毎年秋の紅葉のシーズンに京都線では臨時ダイヤが組まれ,「いい古都エクスプレス」ヘッドマークを掲出した臨時列車が運転されます。 その列車とヘッドマークをご紹介します。

2007年〜2009年

 2007年秋の紅葉シーズンの休日には,通常のダイヤにはない「快速」が「いい古都エクスプレス」として運転されました。(11月23日〜11月25日)

 2007年3月の京都線ダイヤ改正に伴い,休日の基本的な運行種別が特急・準急・普通となりましたが, そのうち,午前と夕方の一部の準急で,本来は各駅に停車する高槻市〜河原町の停車駅を通勤特急と同じにして速達化し,種別を快速として運転するものです。 高槻市〜河原町の快速通過駅をカバーするため,梅田〜高槻市折り返しの普通を河原町まで延長しています。 したがって,実際には増発となるのは快速の高槻市〜河原町となります。

快速「いい古都エクスプレス」の停車駅=梅田・十三・南方・淡路・上新庄・南茨木・茨木市・高槻市・長岡天神・桂・西院・大宮・烏丸・河原町

 ヘッドマークは2001年から2006年まで掲出されてきたものをベースに「快速」の文字が追加されたものに変更されて掲出されました。 夕方には快速関連の1運用が9300系で運転されています。(写真は2007年秋の9300×8R。)

「快速いい古都エクスプレス」ヘッドマークが取り付けられた9300×8R 「快速いい古都エクスプレス」ヘッドマーク(2007年)
2007/11/26 記

2001年〜2006年

 2001年3月の京都線ダイヤ改正に伴い,平日・休日ともにダイヤパターンが大幅に変更されました。 そして,春と秋の行楽シーズンの休日の午前と夕方には, それまでの梅田〜嵐山の臨時直通急行に代わって,臨時特急「いい古都エクスプレス」が梅田〜河原町で運転されました。

 この「いい古都エクスプレス」は梅田〜高槻市は定期急行のスジそのままで, 急行が各駅に停車する高槻市〜河原町を当時の通勤特急と同じ停車駅として速達化したもので,定期の特急とは停車駅が異なります。 高槻市〜河原町の臨時特急通過駅をカバーするため,梅田〜高槻市折り返しの普通を河原町まで延長しています。 したがって,実際には増発となるのは臨時特急の高槻市〜河原町となります。

臨時特急「いい古都エクスプレス」の停車駅=梅田・十三・淡路・南茨木・茨木市・高槻市・大宮・烏丸・河原町

 臨時特急「いい古都エクスプレス」には専用のヘッドマークが掲出されました。(写真は2005年秋の8333×8R。)

「いい古都エクスプレス」ヘッドマークが取り付けられた8333×8R 「いい古都エクスプレス」ヘッドマーク(2005年)
2007/11/26 記

2008/11/23 新設・2019/01/02 再編
ヘッドマーク   阪急   神戸鉄道資料館